竹のミニ門松を手作りしよう!門松の意味や作り方・飾り方をご紹介

竹のミニ門松を手作りしよう!門松の意味や作り方・飾り方をご紹介

門松は正月に玄関などに置く縁起物の飾りです。門松にはどのような意味があるのでしょうか。竹を斜めに切ってミニ門松を手作りするのは難しく思えますが、作り方は子供向けの体験が行われるほど簡単です。ミニ門松の作り方や飾り方、処分方法についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.正月に欠かせない!門松とは?
  2. 2.竹のミニ門松の材料・道具
  3. 3.ミニ門松の作り方
  4. 4.門松の飾り方
  5. 5.門松の処分の仕方
  6. 6.まとめ

門松の飾り方

出典:筆者撮影

門松を手作りしたら、いつからいつまでの時期に飾るのがよいのでしょうか。また、どこに飾るのが正しいのかも気になります。縁起物である門松を飾る時期や正しい飾り方についてご紹介しましょう。

飾り方①門松を飾る時期

出典:筆者撮影

門松を飾るのに最も好まれるのは12月28日です。本来は、12月13日の「正月事始め」以降の時期ならいつ飾ってもよいことになっています。「正月事始め」は、正月飾りを作るための松を山から採ってくる「松迎え」や「すす払い」が行われる日だからです。しかしこの時期はまだ大掃除が済んでいなかったり、25日まではクリスマスの飾りがあったりするかもしれません。

門松を飾ってはいけない日に注意

年も押し迫った時期に門松を飾る場合は、不適当とされる日に注意します。29日は「二重苦」や、9のつく日の末日(9末)で「苦待つ」に通じるとして、嫌われる日です。12月30日(旧暦の大晦日)や12月31日は「一夜限り」「一日飾り」となり、神様をないがしろにする行為とされます。その点、28日は末広がりの「八」がつく日であり、大掃除など神様を迎える準備が整ってきているため、おすすめです。

片付ける日は地域によって違う

出典:筆者撮影

門松を飾っておく時期を「松の内」といい、この時期が過ぎると年神様はお帰りになります。「松の内」はもともと、元日~小正月(1月15日)を指していました。関西ではその風習が残っていますが、近年では関東や九州を中心に、松の内を7日までとする地方もあります。門松は、松の内の最終日(15日か7日)の朝か、その前の晩に片付けましょう。

飾り方②門松を飾る場所

出典:写真AC

門松は年神様がいらっしゃるときの目印ですので、基本的には家の入口である玄関口や門先に飾ります。しかし、マンションなどで通路に門松を置けない場合もあるかもしれません。その場合は、玄関の中や床の間などに置く飾り方もよいと考えられています。玄関口に松飾りやリース風のしめ縄飾りを飾るのもよい方法です。

門松を飾る時期が過ぎたら、どのように処分したらよいのかしら?

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門松の処分の仕方

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