ランドリーラックを手作りする場合の注意点
ランドリーラックの自作方法やおすすめアイテムをご紹介しましたが、他にもチェックしておくべき注意点が存在します。DIYで簡単に手作りができることからいろいろな便利グッズをランドリーラックに取り付ける人もいますが、注意点を疎かにしてしまうと万が一の場合に大惨事になります。どのような注意点があるか把握した上で作っていくようにしてください。
注意点①耐荷重
棚を取り付ける際に特に意識していただきたいのが耐荷重です。耐荷重は言葉からもわかりやすいように荷物の重さに耐える力でもあるのですが、初心者の人では耐荷重計算は難しいです。そのため、ものを置くときにしっかりとランドリーラックの様子を見ておきましょう。突っ張り棒でのランドリーラックは耐荷重以上のものを置くと歪み始めて最悪壊れてしまいます。
注意点②転倒防止
キャスターを取り付けていないような場合は転倒防止を考えるようにしましょう。近年では日本でも地震や二次災害による被害が多くなり、棚が転倒したりしている事案もかなり多く挙がっています。ランドリーラックが転倒してものが上から落ちてくる場合も怪我の原因に繋がるので転倒防止をしっかりと考えておくのが好ましいです。
地震や災害対策のためにホームセンターでも、転倒防止アイテムを販売しているところが現在は増えているので、ぜひチェックしてみてください。
転倒防止柵の取り付けがおすすめ
ランドリーラック自体が転倒してきた場合はどうしようもないのですが、棚のものが落ちてこないようにしたい場合は転倒防止柵を上記の画像のように取り付けるのがおすすめです。小さい柵であれば100均店でも販売されていることが多く、簡単に取り付けることができやすいです。転倒防止柵を設置するだけで地震が来た場合でもものが落ちてくる心配を減らすことができます。
注意点③洗濯機との距離
注意点として最も意識していただきたいのが洗濯機との距離です。ランドリーラックを手作りする人の中にはランドリーラックを洗濯機とかなり近い場所に置く場合やくっつけて置く人もいます。しかし、洗濯機は少なからず振動があり、くっつけてしまうとランドリーラックにも振動が伝わり、その振動から歪みを作ってしまい壊れやすい状態になります。
洗濯機の揺れが伝わらないように5センチから8センチ程度の距離を置いて設置するのが好ましいです。
ランドリーラックのDIYアイデア①ワイヤーラック
手作りでのランドリーラックをご紹介しましたが、次はランドリーラックのおすすめDIYアイデアをご紹介していきます。DIYが得意な人はホームセンターで素材をいろいろ購入してアレンジしていることが多いです。上記のワイヤーラックもその一つで、柱となる部分を突っ張り棒にするのではなく、スチール製の柱を使っている人もたくさんいます。
ランドリーラックのDIYアイデア②すのこ
賃貸物件の方は突っ張り棒を使ったランドリーラックがおすすめですが、他にもホームセンターで販売されているすのこを使用して作るランドリーラックもおすすめです。すのこも大きさや長さが異なりますが、この大きさや長さが異なるすのこを組み合わせていくことで棚を作ることができます。すのこを組み合わせる場合はインパクトドライバーとビスでしっかりと固定すると壊れにくいです。
すのこを壁に固定するのもあり
すのこでもかなり大型サイズのものもありますが、大型サイズのものを壁に取り付けるのもおすすめです。上記の画像のようにすのこの裏側の支えがある部分を内側にするように設置し、壁に固定します。両壁にすのこを取り付けることで、板が置きやすい状態になるので、板を置いて小物を収納することができるランドリーラックに仕上げることができます。分厚い板を置くことで耐荷重も高めることができるのでおすすめです。
ランドリーラックのDIYアイデア③スチールラック
お手軽にランドリーラックを作りたいという場合は、スチールラックを使用してランドリーラックを作るのがおすすめです。スチールラックもホームセンターで販売されていることが多いですが、女性でも作りやすく、2時間から3時間程度で製作可能です。スチールラックを使用する際には、途中でもご紹介したように縦型洗濯機の際には蓋を開けるスペースも考えておきましょう。
重たいものを置くことが事前にわかっている場合はすのこやスチールラックなどの素材で作るようにしましょう。