シャツクールを自作しよう
シャツクールは、家族でシェアするより1人1本持っておくと、いざというときに役立つアイテムです。でも、コスパが心配という声も。また、市販品の100mlボトルを持ち歩くとなると、ちょっとかさばりますよね。シャツクールは自作することが可能です。少量ずつ作って家族でシェアすればよいですし、小さなボトルに入れておくと持ち歩きもしやすいですね。
シャツクールを自作するための材料
- メントールクリスタル 0.5~1g
- 無水エタノール 10ml
- 精製水 90ml
- ガラススプレー瓶 50ml程度の小さなもの
- ガラスビーカーやガラス製マドラーなど(かくはん用)
メントールクリスタルとは
【日本製】 ハッカ脳 100g (ハッカ油のSUUU) 【 ハッカ 結晶 メントール クリスタル 】
参考価格: 1,380円
メントールクリスタルとは、ハッカの結晶です。ハッカ油などに代表される精油から析出されたもので「L-メントール」や「ハッカ脳」などと呼ばれることもあります。結晶ですので純度が高く、スプレーにしたときにも効果をしっかりと実感することができます。メントールクリスタルは潮解性があるため、高温多湿な場所での保管は厳禁です。
無水エタノールはドラッグストアで購入可能
無水エタノールとは、希釈された消毒用エタノールよりも濃度の高い製品です。ドラッグストアで購入することができます。無水エタノールは、床についてしまった油性マジックを落とすことや、シールのべたつきを落とすというような掃除にも使うことができます。揮発性が高いので、保管時はキャップをしっかり締めてくださいね。
自作用ボトルの選び方
自作シャツクールを入れるためにガラススプレー瓶を指定した理由を説明します。樹脂製ボトルはアルコール分で白く変色する可能性があります。また、メントールクリスタルに含まれるテルペンという成分の影響で、樹脂が解けてしまうこともあるようです。こういった理由から、安全に使い続けられるガラス製アトマイザーやスプレーボトルをおすすめしています。
自作シャツクールのボトル選び
- エタノールを入れてもよい耐アルコール素材を選ぶ
- プラスチックなどの樹脂製ボトルは使わない
- ガラス製のものがおすすめ
なるほど!容器にも気遣いが必要なんですね。
シャツクールの作り方
- ガラスビーカーにメントールクリスタルを入れる
- エタノール10mlを注ぎ、メントールクリスタルを溶かす
- 精製水を入れてかき混ぜて完成
- ガラスボトルに入れ、使用時には都度振ってから使う
手作りシャツクールのポイント
- できあがりは100ml、メントール含有量は1%程度。
- 市販品のストロングタイプに近い清涼感が得られる
- 刺激が強い場合は、メントールクリスタルを減らす
こんなに簡単な作り方だなんてびっくり。私も作って常備したいと思います!
ミントの精油(エッセンシャルオイル)でも代用できます。