おむつケーキとは?
おむつケーキとは、紙おむつを使ってケーキを見立てた形に作りあげ、リボンや造花などのデコレーションを施す、出産祝い用のプレゼントのことです。見た目が華やかなので、出産のお祝い用アイテムとして映えるだけでなく、実用性があるので喜ばれやすいアイテムです。
プレゼントにぴったりのおむつケーキ
出産祝いを家族や友人などに渡したいときに、どのようなものをプレゼントすればよいか迷うことがあるでしょう。紙おむつやおしりふきなどは、出産後に必ず使うものなので出産祝いのプレゼントとしてよく選ばれています。ただ単純に買ったものをプレゼントするのではなく、おむつケーキのようにひと手間加えることで、贈られた側も幸せな気持ちになるでしょう。
男の子にも女の子にもおすすめ!
おむつは男の子・女の子の性別関係なく使うアイテムです。性別関係なく喜ばれるプレゼントなので、準備がしやすいのも特徴です。プレゼントするときには、おむつ以外のデコレーションの部分で、男の子・女の子向けのそれぞれの飾りつけや色使いで差をつけましょう。
おむつケーキの歴史
おむつケーキはアメリカが発祥といわれています。アメリカで一般的な、「ベイビーシャワー」という赤ちゃんの誕生を祝うイベントの演出アイテムとして誕生したのがきっかけです。その後、日本で流行したアメリカの人気ドラマでこのおむつケーキが取り上げられ、日本でもおむつケーキが広く知られるようになりました。近年では出産祝いのプレゼントとして定番になっています。
おむつケーキの作り方【材料】
おむつケーキを自分で作るときには、おむつ以外にデコレーション用のアイテムや、おむつケーキの形を崩さないためのグッズが必要です。どれもおむつケーキを作るときには欠かせないので、事前に準備をしておきましょう。100均などで手に入る身近なアイテムで簡単に揃います。
材料①おむつ
おむつのサイズにはさまざまなものがありますが、生まれてすぐに使える新生児用や小さいサイズを選ぶとよいでしょう。成長して少し大きくなってから使えるサイズを選ぶと、あかちゃんがそのおむつのサイズに成長するまでの間、部屋におむつケーキが残ってしまうためです。準備するおむつの枚数は、イメージしているおむつケーキの大きさにあわせましょう。
材料②ヘアバンド
ヘアバンドは、まとまった枚数のおむつを一時的に束ねる際に必要です。デコレーションするまでに一時的に使う物なので、家にない場合は100均などで購入しておきましょう。おむつケーキの大きさにあわせて、ヘアバンドの大きさもいくつか種類があると便利です。かわいいデザインのものであれば、そのままプレゼント用として使用するのもありです。
材料③装飾用のリボンや造花
リボンや造花は、おむつケーキを華やかにデコレーションできます。100均などでもさまざまな種類のリボンが市販されているので、手芸ショップでなくとも簡単に揃えられるでしょう。男の子であればブルー系、女の子ではピンク系が人気です。リボンや造花以外にも、小さなおもちゃやキャラクターものなどのアイテムを飾り付けとして使うのもおすすめです。
材料④割りばし
割りばしは、おむつケーキを2段以上にするときに使用します。下段のおむつの束に割りばしを数本立て、その割りばしの上にかぶせるようにしておむつの束を重ねていきます。大きめのおむつケーキを作るときは、割りばしを多目に立てるとおむつケーキが安定します。
材料⑤その他
おむつケーキに添えるためのメッセージカードや、かわいらしいタオルなどもあると便利です。おむつケーキが華やかになるようにひと手間が加えられていると、受け取る側としてはとても嬉しいでしょう。100均などで気軽に手に入れられるので活用してくださいね。
おむつケーキの作り方【手順】
自分で作るにはセンスや技術が必要になりそうなおむつケーキですが、コツさえつかめば簡単に作れます。身の回りにあるアイテムや、気軽に手に入るアイテムさえあれば作成できるので、ぜひチャレンジしてみてください。
作り方①おむつを束ねる
必要なもの
- おむつ
- ビニール袋
- 輪ゴム
- ヘアバンド
おむつの束ね方
- おむつを1枚ずつ筒状に丸めて小さなビニール袋に入れる
- 丸めたおむつが広がらないように、ビニールの上から輪ゴムでとめる
- "2"を複数個作った状態でヘアバンドがいっぱいになるまで、ヘアバンドでおむつの束を作る
- 下からおむつが抜け落ちないように、厚紙などのしっかりとした円盤の形をした土台にのせる
作り方②束ねたおむつに飾りをつける
必要なもの
- リボン
- 造花などのデコレーションアイテム
飾りのつけ方
- おむつの束の周りにリボンをくくりつける
- 造花などのデコレーションを添える
- ヘアバンドをはずす
おむつの束にタオルを巻く方法
タオルでおむつを巻いてデコレーションする方法もあります。
- タオルをおむつの束の高さにあわせてたたむ
- おむつの束の周りを覆うように巻いていく
- リボンや麻ひもで結ぶ
- ハンドタオルの大きさのタオルで、おむつの束の上からかぶせ、余った部分はおむつの束とその周りに巻いたタオルの間に挟む
作り方③おむつの束を重ねる
- デコレーションして束ねたおむつに割りばしを差し込む
- 割りばしの上に、下段のおむつの束より一回り小さく作ったおむつの束を重ねる
作り方④仕上げの装飾をする
最後に、メッセージカードを添えたり、全体のバランスを見ながらデコレーション用アイテムを追加したりします。2段のおむつケーキで物足りなければ、3段にしてみるのもよいでしょう。
次は、おむつケーキの参考例を紹介するよ。
これまでの作り方がベースになるので、参考にしてみてね!
おむつケーキの完成例6選
おむつケーキの参考例を5つ紹介していきます。どれもおしゃれでかわいいおむつケーキばかりなので、自作でおむつケーキを作成するときの参考にしてみてください。
完成例①白色を基調としたおむつケーキ
白色を基調としたかわいらしいおむつケーキです。造花の白バラや白色のクマのぬいぐるみでデコレーションされています。クマのぬいぐるみは、赤ちゃんが掴んで遊ぶことができるので、おむつを使い切った後でも、おもちゃとして遊べますね。
完成例②バルーンがかわいいおむつケーキ
おむつケーキの上に、バルーンが目立っているかわいいおむつケーキです。青色のバルーンの色に合わせて青色のリボンが使われており、統一感がありますね。おむつの束をリボンだけではなくタオルも使ってまとめてあるので、タオルもそのままプレゼントとして使ってもらうことができます。
③白いくまのぬいぐるみが目を引くおむつケーキ
白くまのぬいぐるみが目立つ3段のおむつケーキです。おむつケーキの周りにトランプのマークが散りばめられておりかわいらしく仕上がっていますね。赤ちゃん用の靴下やよだれかけも一緒に飾られています。
④名前入りタオルを使ったおむつケーキ
生まれた赤ちゃんの名前が刺繍されたタオルを使用したおむつケーキです。おむつケーキを正面から見たときに、赤ちゃんの名前がしっかりとみえるよう配置されています。子供の名前が先にわかっていた場合のみにできるプレゼントですが、受け取る側としてはとても嬉しいプレゼントですね。
⑤花柄のカバーが癒されるおむつケーキ
おむつケーキのカバーに、花柄の生地が使われているかわいいおむつケーキです。落ち着いた柄の布地を選ぶと、センスよくまとまりますよ。おしゃれな友人にプレゼントすると喜ばれそうですね。
オリジナルのおむつケーキを作ってみよう
おむつケーキは市販もされていますが、オリジナルのおむつケーキを自作すると、自分にとっても相手にとっても忘れられない思い出になるでしょう。相手の趣味にあわせてデザインしたり、アイテムを選んだりする時間も楽しい一時となりますよ。100均などで材料を揃えれば予算も抑えられるので、一度作ってみてはいかがでしょうか。
意外と簡単に作ることができそうだね♪