ガパオライスの作り方
ガパオライスはタイの一般家庭で作られている、いわば家庭料理の一種です。主食と野菜、たんぱく質を一皿で補給することができるという大きな特徴を持っています。日本の一般家庭で例えると、カレーやチャーハンや親子丼などのような身近な食べ物となっています。ではガパオライスはどのような手順で作っていくのかを、簡単に紹介していきます。一皿で家族みんなが満足できる、食事のレパートリーを一品増やしましょう。
切って炒めるシンプルな料理
ガパオライスの作り方は、使用する材料を切って炒めることが基本となります。
- お肉と材料を切っておく
- サラダ油をフライパンで温める(ニンニクや唐辛子はこのとき炒める)
- お肉に火が通るまで炒める
- 調味料を入れる
- 固い野菜から炒める(玉ねぎやニンジンなどの根菜類)
- 火がすぐ通る野菜を炒める(葉物野菜など)
水分が多くなってしまうときの注意点
ガパオライスの具材を炒め終えたときに、炒めた具材から汁が出ていて仕上がりが水っぽくなってしまったという経験がある場合。炒めている途中で、汁気のチェックをしましょう!チェックするポイントは以下の通りになります。
- 肉類を炒め終わった段階で、脂が多く出すぎていないか
- 野菜を炒め終えて、野菜から水分が出すぎていないか
肉の焼きすぎに注意
お肉は火を通しすぎてしまうと、ぼそぼそとした食感になってしまい、口の中で野菜とうまく混ざり合わずに食べにくくなってしまいます。お肉は炒めすぎないことを念頭に置いて火を通しましょう。一口大にカットした鶏肉の火の通りが心配であれば、一番大きなものをフライパンから取り出してカットし、中まで火が通っているかチェックしてみるのもおすすめです。どうしてもうまくお肉に火が通せないのであれば、ひき肉を使用してみましょう。
カリッとした焼き目の目玉焼きの作り方
フライパンに接している面をお店のようにカリッと仕上げたいときは、小さな鍋かフライパンを使用して多めの油で揚げ焼きにしましょう。フライパンやお鍋を傾けるとサラダ油が集まりやすく、割り入れた卵も広がりにくくなってきれいな仕上がりになります。
材料の風味を活かして調理
ガパオライスをよりおいしく楽しむのであれば、食材の風味や食感を最大限に生かした調理方法を心がけましょう。ガパオの風味や野菜の食感、ご飯と食べたときのお肉のジューシーな味わいなど、調味料に頼りすぎない調理を心がけることで、より健康的なメニューに仕上げることも可能です。
タイでのガパオライスの食べ方
本場タイでは、ガパオライスは混ぜずに食べるのが主流となっています。まずおかずだけ食べて、ご飯を食べる食べ方ですが、これを厳守しなければならないということはありません。より本場に使い食べ方を身につけたい、少し変わったガパオライスの食べ方を実践してみたい場合にチャレンジしてみましょう。
具材を混ぜた食べ方も
日本ではガパオライスを、具材と混ぜて食べるという方が多いのではないかと思います。ガパオライスを混ぜて食べても、全く問題ありません。例えばカレーを食べる際、ルーとご飯をよく混ぜて食べる方と混ぜずに食べる方がいるように、ガパオライスの食べ方にも絶対的なルールがあるというわけではないのです。
まとめ
ガパオライスは日本にも浸透してきている、タイの伝統的な家庭料理の一つです。日本人向けのアレンジレシピも、たくさん出ています。本場の味や家庭での味など、いろいろなガパオライスを食べて、自分にぴったりの味を見つけましょう。
- 1
- 2