食パンの最適な保存方法って?
皆さんも、一度は食べたことがあるであろう、食パン。朝ごはんには定番ですが、残った食パンを少し放置しておくとパサパサになってしまい、美味しくなくなってしまった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、前半で、食パンの保存方法別の「日持ち期間」をご紹介し、後半では、美味しく保管したい場合の最適な方法について解説します。さて、食パンを冷蔵庫で保管するのアリなのでしょうか、ナシなのでしょうか。
食パンの日持ち期間(常温)
まず、食パンの常温での日持ちはどのくらいなのでしょうか?夏の暑い期間と気温の低い時期では違いますので目安をまとめてみました。
夏場、梅雨時期の日持ち期間
夏場に食パンを常温保管する場合の日持ち期間は2〜3日くらいです。工場などで作られたパンは賞味期限が書いてありますが、手作りのパンや保存料を含まないパン屋のパンはこのくらいを目安にするといいですね。このくらいの日数を過ぎるとカビが生えたり、乾燥してパサパサになってしまいます。特に梅雨の時期は湿気が多いのでカビが生えやすいです。
冬場の日持ち期間
冬場の食パンを常温保管する場合の日持ち期間は3〜4日くらいです。夏場よりは少し長持ちします。しかし冬場は湿気が少なくカビが生えにくい一方で、乾燥してパサパサになりがちです。未開封のものは構いませんが、開封後のものやパン屋で購入したもの、手作りのパンは乾燥しやすい状態です。また一度パサパサになってしまうとトーストしても美味しくありません。
空気が乾燥している時期は水分がぬけてパサパサになりやすいよ
食パンの日持ち期間は夏場で2〜3日、冬場で3〜4日です。ただし保管状況によっては日数が変わってくるので、消費期限内であってもカビが生えていたり、すっぱい匂いや味がするようであれば食べないでくださいね。
食パンの日持ち期間(冷蔵庫)
食パンの冷蔵庫(冷蔵室)での日持ち期間は1週間くらいです。ただし、冷蔵庫(冷蔵室)の中は乾燥していて、食パンの水分がぬけて美味しくなくなってしまうので、おすすめではありません。
冷蔵庫で保管すると、常温より長持ちするけれど、水分がぬけて美味しくなくなってしまうんだね。
食パンの日持ち期間(チルド室)
チルド室での食パンの日持ち期間は冷蔵庫と同様に1週間ほどです。しかし冷蔵庫と同様に乾燥して食パンが美味しくなくなってしまうので、チルド室での保存はおすすめではありません。
チルド室は水が凍る直前の温度
チルド室は冷蔵室より1〜2℃温度が低い場所(冷蔵室3〜4℃、チルド室0〜2℃)で、水が凍る手前の温度の空間です。温度が低い分、冷蔵庫(冷蔵室)より微生物の繁殖は抑えられます。
チルド室も冷蔵室と同じで、常温より長持ちするけれど、水分がぬけて美味しくなくなってしまうんだね。
食パンの日持ち期間(冷凍庫)
食パンの冷凍庫(冷凍室)での日持ち期間は2週間〜1ヶ月くらいです。冷凍庫(冷凍室)で保管すると食パンのなかの水分も凍らせて閉じ込めてしまうことができるので、冷凍庫(冷凍室)での保管はおすすめです。
冷凍庫は一番長持ちして、美味しさも保てそうだね。
食パンの日持ち期間
- 常温では2〜3日(梅雨、夏場)
- 常温では3〜4日(冬場)
- 冷蔵庫では1週間
- チルド室では1週間
- 冷凍庫では2週間〜1ヶ月
次は食パンの保管方法について説明するよ
湿気が多い時期はカビが生えやすいから注意が必要だね