フリーズドライの作り方!その原理・仕組みや家庭でのやり方をご紹介!

フリーズドライの作り方!その原理・仕組みや家庭でのやり方をご紹介!

フリーズドライはいつでもどこでもあたたかい食事をとることができます。この摩訶不思議な食べ物は一体どんな仕組みでどのような作り方か気になったことはありませんか。こちらではフリーズドライの原理や仕組みにふれながら作り方についてまとめました。

記事の目次

  1. 1.フリーズドライってどんなもの?
  2. 2.フリーズドライを作る方法
  3. 3.手軽につくれるドライフード
  4. 4.まとめ

フリーズドライってどんなもの?

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フリーズドライは、お湯さえあればいつでも、どこでもあっという間に熱々のものを食べたり飲んだりすることができます。また、カリカリのフリーズドライですが、お湯をかけるだけでもとの素材の食感にもどります。一体この不思議なフリーズドライとはどんな食べ物なのでしょうか。

フリーズドライとは

フリーズドライとは日本語にすると凍結乾燥です。フリーズが「冷凍」、ドライが「乾燥」という意味です。フリーズドライは乾燥していますが、冷凍とは一体どういう意味なのでしょうか。実はフリーズドライの製法を知ると納得できます。詳しくはのちほどご説明します。

フリーズドライの代表例

フリー写真素材ぱくたそ

近年、フリーズドライにはさまざまな種類のものがあります。みそ汁などはよく目にしますが、お米やパスタやインスタントコーヒー、さらにはビーフシチューといったものまであります。また、あかちゃんの離乳食の裏ごしした野菜やさかなといったものもあります。

フリーズドライの特徴

Photo by june29

フリーズドライは簡単にあたたかい食事をとることができますが、一体どんな特徴があるのでしょうか。そこでこちらでは、その特徴についてご紹介します。

お湯をかけると元通りになる

フリー写真素材ぱくたそ

お湯をかけるだけでフリーズドライがもとの料理に元通りになるのは仕組みに秘密があります。フリーズドライはすかすかに穴のあいた状態で乾燥しています。これは制作過程で凍った水分がそのまま気体になってできた穴です。その穴にお湯が入ることで元の料理にもどるのです。

とっても軽い

フリーズドライの特徴としてまず挙げられるのが軽いということです。軽くてかさばらないため持ち運びに便利です。軽いそして持ち運びに便利ということから、登山や災害時の非常食、はたまた宇宙食まで幅広く利用されています。

栄養価がそこなわれない

フリーズドライは栄養価や成分がほぼそこなわれません。栄養価や成分は熱に弱いという特徴があります。その点フリーズドライは高温で水分をとばさないため、栄養価や成分が壊れたり、失われたりすることを防げるのです。

長期間保存がきく

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フリーズドライは常温で長期間保存ができます。冷凍食品なども長期間保存がきくものも多いですが、保存に場所をとります。一方フリーズドライはもとのサイズよりも小さく、軽くなっているため保存場所に大きなスペースをとりません。

次のページでは、フリーズドライを実際につくる方法をご紹介します。

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フリーズドライを作る方法

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