青いカレーとは
青いカレーとは、見ての通りルーがブルーのカレーです。あまりの衝撃的なビジュアルに、一度見た人は忘れられない一品なのではないでしょうか?いつも見ているカレーの色を超越した、想像を超える鮮やかなブルーのルー。多くの人の興味関心をひきつけながらも、食べる勇気をなかなか持たせてくれない代物といえます。
舌は青くなるの?
青いカレーを食べると、食後に舌が青くならないか気になるところです。結論をいうと、青いカレーを食べると舌は青くなります。舌のみならず、唇も青みがかったという声も上がっているので、青いカレーを食べる際は少し注意が必要になってきます。お出かけした際に青いカレーを食べる際は、できるだけ口の周辺にカレールーを付けないようにしましょう。舌の青色は時間が経たなければ落ちないので、そのことも考慮して食べることをおすすめします。
青いカレーの味は?
青いカレーは印象的に残りやすい見た目ですが、ルーの味は慣れ親しんでいる一般的なカレーと大きな差はありません。食べてみると、案外普通の味だったという印象を持つ方がたくさんいるようです。カレールーの味は商品によって若干異なり、スパイシーテイストであったりまろやかな味に仕上がっていたりなどさまざまです。青いからサイダーやブルーハワイを連想しがちですが、ブルーカレーは整ったカレー味なので安心して食べることができます。
青いカレーの材料
青いカレーは、レトルトを購入せずとも自宅で作ることが可能です。自宅で青いカレーを作る際には、どのような材料をそろえるべきかをご紹介します。青いルーはスーパーで販売されている材料で作ることが可能なので、青いカレーを自宅で作ってみたいという方はチャレンジしてみてください。
青いカレー作りに必要なもの
青いカレーを作る際には、以下のような材料が必要になります。
- お肉
- たまねぎ
- ニンジン
- ジャガイモ
- 白いカレールー
- 牛乳
- 青色着色料
青色の正体
青いカレーのルーの色の正体は、青色の着色料です。無添加の着色料を使用することによって、食の安全面の不安を払拭することができます。青色の着色料を加える際は、少量ずつ加えていくことが重要です。青色は食欲を減退させる効果も持っているため、ルーに青色を加えすぎると視覚的にカレーを美味しく食べることが難しくなってしまうことも。程よい量の青色を加えて、ブルーカレーを楽しみましょう。
青いカレーの作り方
では早速青いカレーの作り方をご紹介します。一見作ることが難しく感じられるかもしれませんが、基本的な作り方は普通のカレーを作る手順とさほど違いはありません。ブルーカレーの作り方ときれいに作るコツを、まとめてご紹介しましょう。
ブルーカレーの作り方手順
ブルーカレーは、なんといってもルーの青さを引き出すことが最も重要になります。目指している青色をルーで出すためには、ホワイトカレーをより白く作り上げることが重要です。ホワイトカレーのルーにほかの色を混ぜ込んでしまわないような、作り方とちょっとした調理のコツをいくつかご紹介します。
作り方①白い食材をそろえる
ホワイトカレーをより白く仕上げることに重点を置くのであれば、可能な限り白い食材をそろえましょう。ホワイトカレーを真っ白に仕上げたいのであれば、ニンジンを小さく切って目立たなくするか、ニンジンは入れないという方法もあります。ニンジンではなくマッシュルームやカブなどを入れて、白以外の色が出ないような工夫をするのもおすすめです。
作り方②野菜は別のフライパンで炒める
野菜を炒める際は、別のフライパンを使用しましょう。ホワイトカレーを作るお鍋で野菜を炒めると、野菜と鍋に炒めた後の焦げ目がルーの中に溶け込んでしまう可能性が非常に高くなります。普段食べているカレーは茶色なので、おこげの茶色が目立ちません。しかしホワイトカレーの場合は、おこげの茶色がルーの白色に溶けて、ルーをわずかに茶色に染めてしまうことがあります。野菜に焦げ目をつけない程度に、軽く炒めましょう。
作り方③炒めるよりも煮ることで火を通す
先ほども触れましたが、具材はしっかりと炒めてしまうと焦げ目がついてしまいます。できるだけ焦げ目をつけずに、食材を煮込む工程のときに具材にしっかりと火を通すようにしましょう。お肉に関しては、ホワイトカレーをきれいに仕上げるのであれば鶏肉がおすすめです。お肉は炒めずに、先に下茹でして火を通しておく方法を取ると、ルーの色に影響を出さずに火を通すことができます。
作り方④牛乳を使用する
カレーを煮込む際、お水を使っていることが多いと思いますが、ホワイトカレーを作る際は牛乳を用いることで白さを強調することができます。お野菜を炒めた際に少しおこげができていて、それが水に溶けだしている場合でも水ではなく牛乳を使用することでおこげの色をごまかすことができます。
作り方⑤適度に着色する
青色は食欲を減退させる効果を持っています。個人の好みにもよりますが、青色は適度につけることをおすすめします。過剰に青色をつけてしまうと、美味しくカレーを食べきることが難しくなってしまう可能性も考えられます。美味しくカレーを楽しむためにも、着色料を入れすぎないように注意しましょう。
ブルーカレーを作るコツ
ブルーカレーは、いかにホワイトカレーのルーを白く仕上げるかによって、ブルーカレーの仕上がりも変わってきます。不要な色が混ざっていないホワイトカレーであれば、青い着色料の色も映えやすく、想像している青色でブルーカレーを仕上げることが可能です。しかしおこげなどの色が滲み出ていると、青色を混ぜたときに思っているような青色が出ない可能性があります。
青いカレーはネットで購入可能
青いカレーは、自宅で作らずとも通販で購入することが可能です。どうしてもお料理が苦手な方や、普段忙しくてなかなかカレーを作る時間をつくることが難しい方も、手軽に青いカレーを楽しむことができます。青いカレーにもいくつか種類があり、今回は3つの種類のブルーカレーをピックアップしてご紹介します。有名なものや一度は聞いたことがあるものを取り上げているので、ブルーカレーを購入しようと思っている方必見です!
ネモフィラカレー
ネモフィラカレーは、茨城県のひたち海浜公園で販売されているカレーです。ネモフィラとは公園内一面に咲いている青色のお花で、こちらのカレーはそのお花をイメージした一品となっています。公園内でお土産として購入できるほか、通販でも購入可能です。
味はとても食べやすく、親しみのあるカレーの味です。青い色をしていますが、特にクセが強いというわけではありません。大人から子どもまで慣れ親しんだ味なので、安心して食べることができます。
青い富士山カレー
山梨県にある富士山世界遺産センター内で食べることのできるカレーです。富士山の形のライスに、きれいに盛り付けられたブルーカレーは、見て楽しむことも可能な一品。SNSにアップしている方もたくさんいます。
青い富士山カレー 200g
参考価格: 953円
富士山カレーは甘めのテイストとなっています。しかし甘口カレーではないので、口に入れた瞬間は甘めテイストだと感じても、後味が少しスパイシーです。小さなお子さんに与える際には注意が必要かもしれません。
オホーツク流氷カリー
北海道の北見市にあるクリシュナ北見本店というレストランででいただくことのできるオホーツク流氷カリーは、カレーの本場インドの方が手掛けているカレーです。お店では、甘口と辛口をチョイスすることができます。
カレーの本場インドのシェフが手掛けているので、味は本格的で食べ応え十分なカレーです。日本人向けにアレンジされていますが、レトルトとは思えない本格テイストのカレーを楽しむことができます。
まとめ
ブルーカレーは、思っているよりも簡単に作ることが可能です。普段食べることの少ないお料理だからこそ、ちょっとしたイベントのときに振舞ってみてはいかがでしょうか?作り方のコツを押さえることで、青色を引き立てることも可能です。通販でもブルーカレーは購入できるので、複数購入してお友達や家族とシェアして食べ比べてみるのもおすすめです。