折り紙でひまわりの葉っぱを製作
日本に古くから伝わる折り紙は、小さなお子さんや初心者さんはもちろん上級者の方まで幅広い年齢層に人気です。今回は折り紙初心者さんやお子さんとの初めての折り紙制作を気軽に楽しめる、簡単でシンプルなひまわり(向日葵)の葉っぱの折り方をご紹介します。準備する紙の枚数や大きさだけでなく、作り方も画像付きでわかりやすく解説しています。
ひまわりの葉っぱ作成に用意するもの
ひまわりの葉っぱは、折り紙を一枚準備するだけで簡単に作れます。はさみやのりは、不要です。今回紹介するひまわりの葉っぱは茎も同時に作れるので、茎を別途作ることもありません。色は好きなものを準備しましょう。色にこだわる必要はないので、好きな色を選んで自分だけの葉っぱを制作しましょう。
おすすめの折り紙の大きさ
ひまわりを作る際に準備した折り紙と、同じサイズの折り紙のサイズがおすすめです。完成したひまわりと合わせた時にバランスの取れたサイズに仕上がります。特に初心者さんやお子さんにおすすめの折り紙のサイズは、15cm×15cmの標準的なサイズの折り紙です。
所要時間の目安と対象年齢
今回のひまわりの葉っぱの制作目安時間は、約5分ほどです。大人の初心者さんであれば、もっと早く作れます。小さなお子さんと一緒に制作をする場合は、所要時間に囚われず、お子さんのペースに合わせて満足できるものを作りましょう。とても簡単な作り方なので、折り紙を始めて間もないお子さんでも作れます。年齢は3歳くらいからを目安に、取り組むことが可能です。
初心者必見!ひまわりの葉っぱの折り方
ひまわりの葉っぱは、とても簡単に作れます。年齢問わず作りやすい手順なので、ぜひチャレンジしてみてください。気になる箇所も花をつけると目立たないようになっているので、器用ではない方もきれいに仕上げられます。
①半分に折って折り目を付ける
まず最初に、折り紙を三角形になるように折って中央に線を付けます。しっかりと折り目を付けることで、これからの手順を楽にこなせます。小さなお子さんに教える際は、図のようにピンクなどで目印を作ってあげて「ピンクとピンクを合わせるように、角を合わせてしっかりアイロンをかけてね」などわかりやすい声掛けをして折り線を付けましょう。
②折り目に沿って左右の辺を折る
中央の折り線に沿って、辺を折り合わせます。先ほど付けた目印を中央の折り線に持っていき、線と辺を合わせて左側の角が細くなるように折ります。この時左側の角が若干合わなくても、気にしすぎることはありません。自分なりにきれいに折ることを重視して、丁寧に仕上げましょう。
③さらに同じように折る
先ほど折った場所からさらに折り目を重ねて、左側の角が細くなるように折り進めます。小さなお子さんの場合、先に折った部分がずれてしまったり先端部分が少しずれることがありますが、あまり気にしすぎずに折りましょう。仕上がり時には先端部分に花を飾るので、気にしすぎる必要はありません。
④茎部分と葉の部分に分かれるように折る
中央周辺を目安に、斜めに織り上げます。茎の部分が葉に寄りすぎていないか、という点に注目すると、きれいに仕上がります。茎部分が短いと葉の部分の面積が大きくなり、茎部分が長いと葉が小さくなるので、好みに合わせて茎の長さを調節しましょう。
⑤ひっくり返してできあがり
茎と葉の部分の長さが決まったら、全体をひっくり返して完成です。しわになりやすい先端部分は、完成したものを見ると分かりいますが花を接着する箇所です。先端部分がしわになっていても茎部分にのりを付ければ接着も問題なく行えます。
ひまわりの葉っぱの活用法
ひまわりの葉っぱの作り方を習得して、色々な場面で活用してみましょう。ひまわりの葉っぱの活用法をいくつか紹介しているので、お子さんと一緒にご家庭で取り組んで楽しい思い出として写真に収めてみるのもおすすめです。
折り紙を使って家の壁面を飾る
昨今は室内の壁に跡を残さずはがせるテープが発売されているので、制作したひまわりやひまわりの葉っぱを壁に飾ってみましょう。なにもなかった壁が夏っぽくかわいらしくデコレーションされて、制作した人も飾りを見た人も心が和み自然と笑顔になります。壁に飾る手順は特にありませんので、お子さんの発想に任せてデコレーションしましょう。
お手紙などに貼る
小さなサイズの折り紙を手紙に貼るなど、おしゃれなアクセントとして活用する方法もおすすめです。茎付きの葉っぱなので、花が小さくても茎を別途作らずに花と葉っぱを貼り付けるだけで完成します。夏らしい、手作り感満載の仕上がりになり、お子さんにとっても思い出に残る折り紙制作になることでしょう。
ほかの植物の折り紙の葉っぱとして代用
花の折り紙は簡単でも、葉っぱで悩むケースが多々あります。そんなときは、ひまわりの葉っぱを活用しましょう。葉の葉脈を描き足すと、葉っぱらしさが強調できたり、違う植物の葉っぱとして見せたりできます。
まとめ
夏の花の代表格であるひまわりの葉っぱは、とても簡単で作り方もシンプルです。手の込んだ作品の巧みな表現もいいですが、シンプルな折り紙ならではの可愛らしさもいいものです。アレンジ可能な大きな葉っぱの部分を最大限に活用して、自分にしか作れないひまわりの葉っぱを制作しましょう。本物のひまわりと一緒に並べて飾るのもおすすめです。
出典:筆者撮影