テラリウムの作り方！必要な容器や材料から植物・苔の置き方まで解説！

空気中の水分を吸収しながら育つ「エアプランツ」は、園芸店や雑貨屋、100均などで購入でき、初心者でも簡単に扱えるおすすめの植物です。植え方は簡単で、石や木、ビーチサンドの上にのせるだけ。土や水がいらなく、おしゃれなテラリウムが簡単に完成するとあって、初心者から上級者にまで人気があります。

ぽってりとした葉が特徴の多肉植物はおしゃれでかわいいですし、植え方も簡単なので、テラリウム作りに人気のある植物です。サボテンも多肉植物の一種です。葉に水をためる種類が多く、水やりが苦手なひとでも簡単に育てられます。多肉植物は、かわいらしい形が多いので他の植物と並べてデザインするのもおすすめ。シンプルな容器やデザイン性のある容器にも映える植物です。

観葉植物など土が必要な植物には、それぞれにあった土を選ぶのがポイントとなります。ガラスの中は湿気が多くなりやすいので、根腐れ防止材を使用するのがおすすめです。また植物の土でよく使われる、栄養が多めの腐葉土ですが、テラリウムの中ではカビが生えやすくなってしまうので注意が必要となります。

国産の良質な黒土を処理して作られたコケ専用土は、虫を寄せつけにくくカビも生えにくいので、植物の植え方がわからない初心者でも簡単に使えます。園芸店や通信販売などで購入でき、ブランドによって粒の大きさや色などの見た目が違うので、イメージにあったものを選びましょう。

土台にビーチサンド（砂）を使えば、南国をイメージしたテラリウムができます。土に植物を植えた後にビーチサンドをのせるだけなので、植え方も簡単でおしゃれになります。土を入れたくないときは、ビーチサンドの土台にエアープランツを使用し、枝や石などでデザインしましょう。

小さめの容器に植物や飾りをデザインするときに役立つのがピンセットです。割り箸などを使用してもいいですが、植物を傷つけてしまう可能性があるので、細かい作業にはピンセットを使用しましょう。先端にカーブがついているものや、ストレートのものなど、何種類かのピンセットを準備しておくと、いろいろなデザインに対応できます。

土を濡らしたいときや、植物に水を与えたいときなどに霧吹きがあると便利です。園芸用の霧吹きがない場合は、スプレーボトルでも代用できます。大きめの霧吹きやスプレーボトルは、小さなテラリウムに向かないので、注意しましょう。

園芸用のはさみがあると、植物を傷めず切れますし組み合わせるアイテムをカットする作業に役立ちます。容器が小さくて、はさみが使いにくいときは、眉毛用のはさみを使用すると、細かい作業ができるのでおすすめです。テラリウムには先端が細めのが向いているので、購入する際は先端をチェックするのもポイントとなります。