ステーキ肉の焼き方！家庭でお店と同じクオリティを作り出すコツは？

特別な日や記念日に自宅でおいしいステーキを焼いてみたいと思いませんか？しかし、ステーキ肉はお店で食べるとおいしいですが、家庭で調理すると焼きすぎてお肉が噛みきれないくらい硬くなったり、パサついた仕上がりになったりしがちです。自宅で作るステーキをお店のように柔らかく仕上げるにはどうしたらよいのでしょうか。自宅でもおいしくいただけるステーキの焼き方をご紹介します。

ステーキは外食で食べるとちょっとお高くついてしまうため、自宅でおいしく調理ができたらうれしいですよね？また、お歳暮などのいただきものや特売でゲットしたお肉も、自宅で手軽に調理できれば無駄にすることなくおいしくいただけます。また、「お店のようなクオリティの絶品ステーキを自宅で再現したい！」という人はぜひ挑戦してください。

ステーキはシンプルですがただ単にお肉を焼けばいいというものではありません。下処理や手順にはしっかりした意味があります。下処理などをマスターすれば、時間やお金をかけずに柔らかくておいしいステーキが焼けます。また、特別な道具が必要なく、どこの家庭にもある普通のフライパンでおいしいステーキが作れます。

国内で販売されているステーキ肉には「国産」と「外国産」があります。国内消費でみると約4割が国産牛で残りは外国産牛です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

基本的に国産牛とよばれるものには「国産牛」と「和牛」があります。国産牛は日本で肥育された牛をさし産まれた場所は問いません。一方、和牛は日本の在来種が改良された牛の品種で、黒毛和種などの4品種があります。和牛は霜降りが多くすき焼きやしゃぶしゃぶにおすすめです。

お手頃価格なお肉といえば外国産の商品が浮かびますが、そのほとんどを占めているのが「アメリカ産」と「オーストラリア産」の牛肉です。これらの国では上質な赤身肉を作ることに力を入れています。ちなみにアメリカ産とオーストラリアでは牛の飼育方法が違います。

アメリカンビーフは「グレインフェッド」と「フィードロッド」という肥育方法が主流です。「グレインフェッド」は、肉は柔らかく臭みがなく穀物をエサにしています。一方、「フィードロッド」は出荷される前の牛を囲い込み飼料を与えて太らせる飼育方法で、お肉が適度な脂肪で柔らかくなります。アメリカンビーフを使ったステーキは赤身の旨味とほどよいサシが特徴です。

オーストラリア産の牛肉は「オージービーフ」が有名です。オーストラリア産の牛は牧草を餌にして飼育されているため、運動量が多く多少独特な臭みはありますが赤身で栄養価が高いです。そのため、安くて栄養のあるステーキが食べたい人におすすめです。