ルイボスティーの飲み方！飲むべきでない人や注意すべき副作用も解説！

ルイボスティーは紅茶のように見えますが、紅茶よりも明るく鮮やかな紅色をしたお茶です。南アフリカのセダルバーグ山脈でしか栽培できないという、特殊なマメ科・アスパラトゥス属の植物で、葉はとても細く細かいのも特徴的です。セダルバーグ山脈は、朝晩の温度差が30℃以上という過酷な環境であり、非常に乾燥しています。

過酷な環境故にビタミンやミネラルを始め、健康や美容に効果が期待できる成分を豊富に含んでいます。味や香りに強いクセはありませんが、初めて飲む場合は少し気になる人もいるかもしれません。ペットボトル入りのルイボスティーもあるので、本格的に取り入れる前に試してみるといいでしょう。

ルイボスティーには、美容や健康に嬉しい効果や効能が期待されています。どのような効果や効能があるのかをみていきましょう。女性が注目する効果や効能が多いイメージですが、男性にも取り入れられますし、ノンカフェインでほとんどクセもなくおいしいので子どもから大人まで幅広く楽しめます。ルイボスティーには次のような効果が期待できます。

ルイボスティーには豊富なSOD酵素が含まれています。SOD酵素には老廃物や活性酸素を除去する働きがあります。体内の老廃物を取り除くことで、痩せやすい体作りをサポートする効果が期待できます。あくまでも痩せやすい状態に導くのであって、ダイエット効果を実感するためには運動や食事制限が必要です。ダイエットをサポートしてくれるお茶と思っておくといいでしょう。

ルイボスティーにはポリフェノールも豊富に含まれています。ポリフェノールは免疫力を高める作用や血糖値を高める作用などもありますが、抗酸化作用によりエイジングケアに取り入れるのもおすすめです。ポリフェノールには、体脂肪の蓄積を予防する効果が期待できるので、美容と健康を気にしている人にも注目されています。エイジングを気にする女性におすすめです。

ルイボスティーに含まれるフラボノイドという成分には、ストレスを抑えリラックスさせるという作用があります。ノンカフェインなので寝る前に飲んでも眠れなくなる心配はなく、むしろフラボノイドの作用でリラックスできるので寝る前に飲むのもおすすめです。寝る前のルーティンにルイボスティーと軽いストレッチを取り入れると、快適な眠りに導く効果が期待できます。

ルイボスティーには豊富なミネラルが含まれています。ミネラルの一種である亜鉛は、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。これは男性にも女性にも嬉しい効果となるでしょう。特に女性や生理周期を整える効果も期待できるため、妊活にもルイボスティーを取り入れることがあります。ミネラルの一種鉄分は、貧血予防にも効果が期待できます。

ルイボスティーはティーパックで飲むのが一般的ですが、効果的な飲み方には少しコツがあります。カップにお湯を注ぎ、そこにルイボスティーのティーパックを入れるだけでは効果的な飲み方とは言えません。ルイボスティーの効果をしっかりと実感するには、煮出して飲むのがおすすめです。

ルイボスティーのパックはメーカーによっても量が異なるので、1Lに対して1パック（5g）を目安にして、お好みの濃さを見つけてください。まずは目安となる1Lと1パックから試すといいでしょう。ルイボスティーの煮出し方は次のとおりです。

1. 1Lの水にルイボスティーを1パック（5g）入れ火にかける
2. 沸騰するまで強火にし、沸騰後は弱火で10分～15分煮出す
3. 火を止め冷めるまでティーパックは入れたままにしておく
4. 冷めたらティーパックを取り出し、ボットに移し替える

ルイボスティーはノンカフェインなので、ライフスタイルにあわせて飲むタイミングを決められます。いつ飲むかどうか迷ってしまうなら水分補給のときでもいいですし、慣れれば香りやクセもきにならなくなるので食事のときでもいいでしょう。いつ飲むか、タイミングは自由ですが飲み続けることを意識してください。