ステーキの部位
ステーキ肉は部位ことに希少価値が違うため値段も違います。また、味や食感も部位によって違います。牛ステーキにはジューシーで濃厚なお肉と、さっぱり食べられる赤身系のお肉がありますが、ステーキとして有名な部位は以下の5つです。
人気No.1のシャトーブリアン
牛ステーキで1番人気の部位はシャトーブリアンです。しかし、一般ではなかなか手に入らないほど希少価値が高いです。フィレの部位の中心部分がシャトーブリアンで、フィレより肉質がきめが細かかで柔らくジューシーな肉質です。
上等な肉質のサーロイン
ステーキの代名詞になるほど人気の部位の「サーロイン」は牛の腰あたりのお肉です。サーロインは霜降りが入って肉質で柔らかくきめが細かいです。厚みがあるほどサーロインほど旨みが感じられます。スーパーで激安のサーロインを見つけたらゲットしておきましょう。
焼肉でも人気のロース
ロースは焼肉でもステーキでも人気がある部位で、牛の方から背中にかけての部位です。肩に近い部位が肩ロースで背中はリブロースです。ほどよい食感があり濃厚な味です。リブロースは背中の筋肉の部位で、適度な脂肪分と旨みがありきめ細やかな肉質です。
軟かな肉質のランプ
ランプは牛の腰肉であるサーロインにつながる背中側にあたる部位です。とても柔らかくステーキにおすすめの部位で、もも肉の中で1番濃厚な旨味のある赤身肉です。
希少価値が高いフィレ
フィレはステーキ肉の中でも人気がある部位で、ヒレとも呼ばれます。柔らかいお肉のきめが細かいです。また、脂肪分が少ないため健康志向の人におすすめです。最も動かさない筋肉なので脂肪が少なく柔らかいです。しかし、1頭の牛から3%しか取れない部位のため希少価値が高く高価です。
ステーキ肉の焼き加減
一般的に知られているステーキの焼き加減は「レア」「ミディアムレア」「ミディアム」「ウェルダン」の4種類です。しかし、この他にも火が全く通っていない「ロー」や、表面だけを軽く焼き中味は生のままの「ブルー」などもあります。自宅で焼く場合は「ウェルダン」以外は焼いた後にアルミホイルで休ませます。
焼き方①レア
お肉の表面だけを強火で焼き色をつけ中は生のままの焼き加減です。最初に焼き色をつけるときの強火の時間を30秒にして、弱火にして1秒ほど焼くとできあがりです。フォークなどで触って柔らかい状態で火を止めます。肉の中は45度でほとんど生の状態です。
焼き方②ミディアムレア
レアとミディアムの中間の焼き加減がミディアム・レアです。火は完全には通っていませんが、お肉の半分が赤い状態で中は温かいです。焼き始めは表を1分ほど強火で焼き、その後弱火でさらに1分焼きます。裏は30秒ほど強火で焼いた後、弱火で約1分半から2分焼きます。お肉の中は約50度で見た目はレアに似た状態です。
焼き方③ミディアム
肉の表面に焼き色がしっかりつき、切ったときに中がピンクの焼き加減です。焼き始めは表を強火で約1分焼き弱火にして約2分焼きます。裏は強火で約30秒焼いた後弱火で約2~3分焼いてください。フォークなどで触ると弾力がありお肉の中は約55度です。
焼き方④ウェルダン
ウェルダンはお肉の中まで赤みが残らないようにしっかり焼く焼き加減です。ウエルダンとは、「よく焼いた」という意味で、脂肪が多いお肉を焼くときのおすすめの焼き加減です。ウェルダンは表も裏も強火で肉汁が出るまで焼きます。フォークで触り固いと感じるまで弱火で焼くため、お肉の中は約75度でしっかり火が通っています。
ステーキ肉の焼き方①材料
材料(1人前)
フライパンで作れる基本的なステーキの焼き方をご紹介します。
- ステーキ肉 1枚
- オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク 1片
- 塩・胡椒 少々
- アルミホイル