自家製バターの作り方は簡単!
バターがお家で簡単に作れるって知ってましたか?材料も生クリームとペットボトルなどの密閉容器の2つだけ。お子さんと一緒にフリフリして楽しくバターを作ってみませんか?作り方や分量などをご紹介します!
自家製バターの材料
- ペットボトルなどの密閉容器(振りやすい形のもの)
- 生クリーム200ml(乳脂肪分40%以上のもの)
- 塩0.5g(無塩バターを作る場合は入れないでください)
今回は上記の分量で作ってみました。ペットボトルは500mlのものを使っています。塩はお好みで調整してください。無塩バターを作る場合は塩は入れないでください。
生クリームは乳脂肪分40%以上のものを
生クリームは低脂肪のものや植物性のものではなく、なるべく乳脂肪分40%以上のものを使ってください。植物性の生クリームではバターはできません。
自家製バターの作り方①生クリーム
ペットボトルで作る自家製バターのレシピはとにかく振るだけです。少々腕が疲れますがバターができたときの感動はなかなかのものですよ。お子さんと遊び感覚でやってみてはいかがでしょうか。時間経過とともにバターができるまでをご紹介します。
材料をペットボトルに入れる
500mlのペットボトルに200mlの生クリームが入っています。今回塩は入れませんでしたが有塩バターにする場合はこのタイミングで一緒に入れてください。そしてとにかく振ってください!
振ること10分
ペットボトルを振ること10分です。少しづつ生クリームが固くなってきました。かためのホイップのような感じです。ペットボトルが温まるとバターができにくくなるので、夏場などは氷水を用意してそこにつけながら作ると失敗しにくいです。
振ること20分
振り始めから20分後です。液体はほとんどなくなり、半生の状態になっています。まだ柔らかいので内側に生クリームがはりついています。もう少し振ってみましょう。
振ること25分
振ること25分です。半生の状態から5分で急激に固形の状態になりました。上下に振ると生クリームも団子状に動きます。完成まであと少しです。
振ること30分
先程の状態から振り続けていると、急にバシャっという水の音がして、バターと水分が分離してきます。この水分はバターミルクといって飲んだり料理に使ったりできるのでとっておきましょう。
バターとバターミルクを分ける
バターとバターミルクを分けていきます。バターミルクは画像のようにキッチンペーパーなどで濾してください。バターミルクは甘みがあってそのままおいしく飲めます。
バターの水分をよく取る
バターには水分が残っているのでキッチンペーパーなどで包んでよく取りましょう。自家製のフレッシュバターやバターミルクは日持ちしませんので、冷蔵庫に保存して当日中には食べきってくださいね。
器に入れて表面をならす
できあがったバターは使いやすいように器に入れて表面をならしておきましょう。今回は200mlの生クリームから104gのバターができました(器の重さは引いてあります)。
自家製バターの完成!
自家製バターの完成です。バターができるまでの時間は気温や振るスピードなどの個人差がありますが、今回は材料をペットボトルに入れて振り始めてから1時間も経たずに完成しました。フレッシュバターには市販のバターにはない味わいと美味しさがあります。
バターミルクは捨てないで!
自家製バターを作る工程でバターミルクも一緒に作られます。これはそのまま飲んでもよいですが、お菓子作りやお料理にも使えるのでぜひ別に分けてとっておてください。
もっと簡単な自家製バターの作り方
画像のように自家製バターを機械で作れば、ほんの2~3分でフレッシュバターの完成です!朝の忙しいときにも簡単においしいバターが作れて便利ですね。
出典:筆者撮影