スワッグのおしゃれアレンジ5選
ここからは、クリエーターさんが作ったおしゃれなスワッグの例を紹介します。季節に応じたアレンジや、花の組み合わせで作り方の幅がぐんと広がることでしょう。これからスワッグ作りを検討している人に向けたヒントにもなるので参考になさってくださいね。
①スワッグガーランド
おうちのニッチに飾るスワッグをガーランドのようにしあげたものです。とてもシンプルな作りながらも、オレンジや黄色の差し色で元気になれそう。縦と横のラインで流れを持たせたほか、ナチュラルな雰囲気がいいですね。
②ホリゾンタルアレンジのスワッグ
フラワーアレンジメントでも使われる「ホリゾンタル」の手法。水平という意味の言葉を指します。直線をイメージした流れを作り、花あしらいをしたものです。スワッグの場合は、二つの束を合わせてホリゾンタルのラインを作ります。リボンや蝶をイメージできるよう、長さがあるユーカリなどをタレに使っているところがおしゃれです。
③お正月アレンジのスワッグ
お正月や春を意識したあしらいが特徴的なホリゾンタルのスワッグです。松をメインに、ねこやなぎやゆずり葉などがバランスよくまとめられています。水引などをうまく使っていますが、和を感じすぎないところもよいですね。祝い花がきちんと上を向いているところにもポイントです。
④時間の経過が楽しめるスワッグ
カスミソウやスターチス、千日紅など、ドライフラワーに向いている生花だけをまとめたスワッグです。スワッグにして逆さにつるしておくとドライフラワーになります。時間の経過とともに、変化を楽しめるところもよいですね。風通しのよいところにスワッグを飾ってください。
⑤スタンドサイズのミニスワッグ
アクセサリースタンドにつるせるミニサイズのスワッグです。玄関先やリビングに飾れるかわいいインテリアとしても。壁にスワッグを飾れない場合でも、これなら納得できるのではないでしょうか。
スワッグの語源や歴史
「スワッグはドイツ語」という説もあるようです。ドイツ語の辞典には「swag」を意味する言葉はありませんでした。同じ壁飾りであるガーランドは「Girlande」としてドイツ語に存在しています。歴史をたどるうちに、どこかで勘違いされて伝わっていったようですね。本当の語源はつまびらかにはされていません。
スワッグの過去と今
厳密にいうと、花束を逆さにした形状のものは「スプレイ(spray)」といい、スワッグは「中央が垂れ下がったひも状のガーランド」を意味する言葉だったようです。また、リースなどもスワッグと言っていたのだとか。今では、それぞれ言葉が独立しており、スプレイの形状がスワッグと言われることが多くなりました。
まとめ
スワッグの作り方を中心に、おしゃれなアレンジのヒントなどを紹介しました。作り方は簡単ですが、アレンジなどが難しいスワッグ。何度も練習をすると雰囲気があるスワッグができるようになります。アレンジなどを研究しながら、自分の好きな花をあしらってみてくださいね。