簡単な座布団の作り方
綿100%の肌に優しいバスタオルで、洗濯機で丸洗いできるように丈夫に作っています。かんたんに作れて洗濯機でのネット使用で弱流水か、おしゃれ着モードで丸洗いもできます。子どもさんやペットなど汚れが気になる家にも特におすすめです。下のカバーと合わせれば、幼稚園、学校用の座布団にもなります。
かんたんな縫い方なので、子どもさんだけではなく、大人も職場での冷え対策にもおすすめです。
手芸経験のない僕にも手作りできそう!
材料
- バスタオル:1枚
- 太口の手縫い糸
- 糸切りばさみ
縫い方
- バスタオルにアイロンをかけながら、上の写真通りに折って③の状態にする。
- 4つの角をずれないように合わせて、洗濯バサミなどで固定する。
- 開いていない1辺をミシンなどで縫っておくか、真ん中くらいの場所のみ縫って止めておく。(写真④参照)
- 開いている3辺を縫う。(写真⑤参照)
- 中央部を数回縫って完成。
②の状態に折った、同じ大きさのバスタオル2枚重ねれば、同じ縫い方で長座布団もかんたんに作れるわね。
ビッグサイズのバスタオルを三つ折りにして、縫い合わせるだけでも長座布団が簡単に手作りできそう。
強く作るための注意点
家でちょっとした縫い物をする際に、ミシン糸で手縫いをしている人も多いのではないでしょうか?本当にちょっとしたものなら問題ないかもしれませんが、手縫い糸とミシン糸では「より」が逆になっています。つまりミシン糸で手縫いしてしまうと、糸が不必要に消耗して早く傷んでしまいます。
「手元にある材料でお金をかけずに、手軽に作りたい」は自然ですが、丈夫に作るためには適切な材料を使いましょう。
簡単な座布団カバーの作り方
汗っかきさんにおすすめのタオルで作る座布団カバーです。タオルをほとんど丸ごと利用するので、縁の処理がほとんど入りません。ミシンでも作れますが手縫いで作れて、ファスナーの取り付けも不要です。もちろん洗濯機で丸洗いできます。幼稚園の入園準備や入学祝いにもぴったりの一枚です。
スポーツタオルやバスタオルなら、クッションカバーや大きな座布団カバーが、同じ縫い方でファスナーなしでかんたんに作れます。
バスタオルを横に半分に折って、同じ縫い方で縫えば子どもさんでも、長座布団のカバーもかんたんに作れるのう。
材料
- タオル
- プッチンボタン
- 手縫い糸
- 幼稚園用や職場用にする場合は太ゴム
縫い方(ミシン)
- タオルにアイロンをかけて、シワなどを伸ばしておく。
- 実際にカバーをかけたい座布団にタオルを被せて、写真①の状態にする。
- 手で引っ張ってタオルをきれいに伸ばしてから、下に来ている長い部分と、上に来ている短い部分を合わせて、長い方の1cmくらい外側に線を引く(写真①の黄色い線)。
- 3の黄色い線でタオルを切る。
- 長い方を1cmアイロンで印をつけながら、外側にしたい部分を外にして折り返す。
- 5の部分にジグザクミシンをかける。
- 座布団の裏面にしたい方を表にして、端から0.5cmの場所(写真②の青い部分)を縫う。
- 写真②の黄色の線上の両端から等間隔の場所に、それぞれ一か所ずつプッチンボタンを縫い付ける。
縫い方(手縫い)
- ミシンの場合の1、2の手順をする。
- 手で引っ張ってタオルを綺麗に伸ばしてから、下に来ている長い部分と、上に来ている短い部分を合わせて、長い方の2cmくらい外側に線を引く。(写真①の黄色い線)
- 3の黄色い線でタオルを切る。
- 長い方を1cmアイロンで印をつけながら、外側にしたい部分を外にして内側に折り返す。
- さらにもう1cm内側に折り返してアイロンをかける。
- 5の部分(写真②の黄色い線上)を流しまつり縫いにする。
- 座布団の裏面にしたい方を表にして、端から0.5cmの場所(写真②の青い部分をなみ縫いする。
- 写真②の黄色の線上の両端から等間隔の場所に、それぞれ一か所ずつプッチンボタンを縫い付ける。
参照:流しまつり縫いの縫い方
①→②→③→②→③→②→③と繰り返して端まで行ったら玉結びをして、糸を切ります。裏側に糸の半分以上が出て、表側に糸があまり出ないので、こういったときに非常に便利な縫い方です。
まとめ
子どもさんにもできるかんたんな縫い方でも、工夫すれば小座布団だけではなく長座布団までが作れます。幼稚園の入園を控えた子どもさんがいる人はもちろんのこと、静電気対策に体に優しい綿100%の座布団を手作りしてみてください。ファスナー付けができなくてもファスナーなしのタオル製のカバーにぜひ挑戦してください。
出典:筆者撮影