ルイボスティーの副作用について
ルイボスティーは美容や健康に嬉しい効果が期待できますが、飲み過ぎには注意が必要です。一日の摂取量目安があるので、それ以上飲み過ぎないようにしましょう。いつ飲むかは自由ですが、飲まない方がよい人もいます。飲みすぎると副作用が出る可能性もありますので、飲み過ぎないよう一日の摂取量目安や、飲んではいけない人について解説します。
一日の摂取量目安
ルイボスティーは適量なら美容や健康にいい効果が期待できますが、飲み過ぎると過剰摂取による副作用が出ます。飲み始めは一日の摂取量目安をコップ二杯までとしましょう。飲み続けることで慣れてくるので、調子がいいようなら量を増やしても大丈夫です。実際のところ上限はありませんが、人によっては飲み過ぎることで副作用が出る可能性はありますので、自分にあった量を見極めるようにしてください。
腹痛や下痢
ルイボスティーは天然由来のお茶なので、薬のような副作用はありません。しかし飲みすぎると人によっては腹痛や下痢といった症状が出ることはあります。一日にコップ二杯のルイボスティーを飲み続けると便通がよくなるというケースがあるものの、普段から便通がいい人は飲み過ぎで下痢をする可能性があります。
ルイボスティーを飲んではいけないわけではなくとも、下痢が続くようなら飲まない方がいい場合もあります。
肌荒れ
ルイボスティーを飲んで肌荒れを起こす可能性があります。一見副作用に思えるこの症状は、副作用ではなく好転反応と考えられます。いつルイボスティーを飲み始めたのか覚えておいて、それから数日後に肌荒れが気になり始めたという場合、肌荒れ以外に特にかわったことがないなら一週間くらい様子を見てみるといいでしょう。
好転反応とは?
好転反応は、回復や改善に向かう前に出る症状のことです。ルイボスティーを飲んだことで肌荒れが起きたのは、ルイボスティーに含まれるルチンの作用の可能性があります。ルチンには血行を促進させ代謝をあげる作用があり、体の中にたまっていた老廃物が排出されそれが肌の表面に出たことで肌荒れを起こしたと考えられます。
次は、ルイボスティーを飲んではいけない人はどういう人なのか、注意点やおすすめの飲み方を紹介します。
ルイボスティーを飲んではいけない人はいる?
胃腸が弱い人
ルイボスティーに含まれているSOD酵素やマグネシウムは、腸内環境を整える働きがあります。飲み過ぎているわけではなく一日の摂取量目安内であっても、下痢をする可能性があります。飲んではいけないというわけではありませんが、胃腸が弱い人は、ルイボスティーを薄めて飲むといいでしょう。量も一日一杯というように少なめにして徐々に慣らしていきましょう。
便秘がちな人
ルイボスティーは腸内環境を改善して便通をよくする効果が期待できますが、もともと便秘がちな人が飲み過ぎると便秘を悪化させる可能性があります。ルイボスティーにはタンニンが含まれているので、飲み過ぎてしまうことがあります。飲んではいけないのではなく、飲み過ぎないよう注意してください。
ルイボスティーを飲むなら、体を冷やさないようホットがおすすめです!
サプリメントを飲んでいる人
ミネラルのサプリメントを飲んでいる人は、ルイボスティーと併用することで栄養成分の過剰摂取になる可能性あることを覚えておいてください。過剰摂取は禁物です。
過剰摂取による副作用について
この場合の副作用はルイボスティーそのものが悪いのではなく、サプリメントと併用することで栄養成分の過剰摂取となる可能性があります。サプリメントによっては便秘を悪化させるといった可能性があります。両方を飲み続ける場合は、摂取量を見極めてください。
アレルギーがある人
ルイボスティーには、抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノールは免疫力を高める効果が期待できますが、他の成分がアレルゲンになる可能性は否定できません。アレルギーを持っている人がルイボスティーを飲み続けることで体に異変を生じたら、アレルギー反応を疑ってみてください。
自覚なしで突然アレルギー症状が出る可能性もあります。おかしいと感じたら病院で診てもらうことをおすすめします。
妊婦さん
ルイボスティーはノンカフェインなので、妊婦さんが飲んでも問題ないとされています。ただし妊娠初期の女性は飲み過ぎに注意が必要です。妊活に取り入れるのも注目されていますが、妊娠初期の女性は飲み過ぎると、タンニンの過剰摂取になる可能性があります。タンニンは妊娠初期に必要とされる葉酸の吸収を妨げる可能性があるため、妊娠初期の摂取量は控えめにしましょう。
注意が必要なのは妊娠初期ですが、それ以降も飲み過ぎに注意しつつ一日の摂取量を超えないようにしましょう。
ルイボスティーのおいしい飲み方
飲み方①ホット
ルイボスティーをホットで飲むと、体が温まるので冷え性の女性におすすめです。摂取量さえ守っていれば飲むタイミングはいつでもいいでしょう。寒い季節は、すりおろした生姜を入れてみてください。甘みが欲しいときは、メープルシロップやはちみつをプラスしましょう。
飲み方②アイス
暑い季節にはアイスルイボスティーがおすすめです。アイスで飲む場合は、水出し用のティーパックが便利です。煮出してから冷やしてもいいですが、アイス用なら暑い季節に火を使わずに済みます。その代わりじっくりと時間をかけて抽出させましょう。メーカーによって抽出時間は異なりますので、パッケージの目安を参考にしてください。
アイスならいつでも飲めますし、ポットに入れて携帯するのもおすすめです。
飲み方③他のハーブティーとブレンドする
ルイボスはハーブの一種なので、他のハーブとブレンドしてハーブティーとして飲むのもおすすめです。ハーブ好きな人は、お好みでオリジナルブレンドを楽しんでみてください。目的に合わせてブレンドしたものを販売しているところもあるので、ハーブティーを扱うショップを探してみるといいでしょう。
茶葉を使ったお菓子
ルイボスティーの香りや味が苦手な人は、お菓子の材料に取り入れることで食べやすくなります。子どもから大人まで幅広く楽しめるクッキーがおすすめです。お菓子作りが得意な人はぜひ試してみてください。
材料
- 国産薄力粉 200g
- バター 100g
- キビ砂糖 80g
- ルイボスティー 1~2パック
- 卵 1個
作り方
- バターを電子レンジで30秒前後加熱して溶かしておく(時間は電子レンジのワット数で調整)
- 溶かしたバターにキビ砂糖を入れ混ぜる
- 2にルイボスティーの葉と卵を入れよく混ぜる
- ゴムベラでさっくりと混ぜたらラップで包み棒状にしてから冷蔵庫で1時間冷やす
- 生地を冷やしている間に、オーブンを180℃の予熱にしておく
- 1時間後に生地を1cm幅にカットして、180℃で20分焼く
生地にはお好みで抹茶やココアパウダーを入れても美味しいですよ!
まとめ
ルイボスティーは若干香りや味に特徴はあるものの、慣れればとても飲みやすいノンカフェインのお茶です。大量に飲み過ぎなければいつ飲んでもいいですし、女性にうれしい美容や健康面での効果も期待できます。飲んではいけないとされる場合もありますが、天然由来のお茶なのでルイボスティーそのものが危険というわけではありません。そのままでも美味しく飲めますし、いろいろなアレンジを楽しむのもおすすめです。
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ルイボスティーは自然由来なので副作用はありませんが、過剰摂取による副作用は注意が必要です!