ビーズボールの作り方【シードビーズ編】
丸小ビーズなど100円ショップでも購入可能なビーズを使って、かわいいビーズボールを作ってみませんか?これまでの編み方と比較するとかんたんな工程ですが、かなり根気がいる作業となります。でも、完成したものはとても映えるので、ピアスやネックレスなどのアクセサリーのアクセントとして使ってみましょう。
材料
- スキ玉 10mm 1個
- 丸小ビーズ(シードビーズ) 100~140粒
- テグス 2号 30cm
スキ玉に何度もテグスを通すので、2号テグスが適当です
作り方①ビーズを通す
- テグスにスキ玉を通し、15cmほど残し仮止めする
- テグスを通した後に丸小ビーズを10粒通す
- テグスの先をスキ玉の上部の穴に通す
- これを何度か繰り返す
スキ玉やビーズの大きさによって、通すビーズの数が変わります
作り方②仕上げ
- 8回から10回ほどスキ玉を埋めるようにビーズを渡せばOK
- スキ玉を見せるのもデザインになるので、何回通してもよいでしょう
- 仮止めしていたほうのテグスを任意の一列の丸小ビーズに通し、2重結びをする
- 左右のテグスを任意の列のビーズに通しテグスを切る
かんたんですね。色合わせなどで表情が変わります
ビーズボール作りのポイント
ビーズボールがきれいにできるコツ
- テグスは都度丁寧に引き締める
- 歪みが出ないようにテグスの通し方をチェック
- ビーズの穴にごみが詰まらないようにチェック
テグスにゆるみがあると、作品全体が歪んでしまいます。ビーズ手芸は、テグスの通し方ひとつ間違えるだけで全体がゆがんでしまいます。テグスの通し方を逐次チェックしながら丁寧に作業しましょう。また、ビーズの通し穴に塗料が残っている場合があるので、詰まっている場合はTピンなどでつついて取り除きましょう。
ビーズボールのバリエーション
ビーズボールにはこのほかにも、編み方のバリエーションがあります。また編み方はそのままで、ビーズの種類を変えてビーズボールを作ってみました。こういった変化を楽しめるのも手作りならではです。立体的に作れるビーズアクセサリーをたくさん手作りしてみましょう。
バリエ①花編みビーズボール
「花編みビーズボール」を作りました。パールビーズ30個と丸小ビーズ50個の組み合わせで、ビーズボールができあがります。30個で作るものの基本がわかれば難しくはありませんが、丸小ビーズが入る分、複雑な編み方です。何度か練習して、ランドセルのお守りなどに作ってみるとよいですね。
バリエ②ファイヤーポリッシュのビーズボール
樽のような形のファイヤーポリッシュビーズで30個バージョンのビーズボールを作りました。形が変わっても立体的でかわいいビーズボールができあがることがわかります。スキ玉の代わりに、大きめのパワーストーンを使ってもきれいにまとまるのではないでしょうか。
バリエ③スワロそろばんビーズで作るビーズボール
そろばん玉のようなスワロフスキービーズを使って、ビーズボールを作りました。パールビーズやファイヤーポリッシュビーズともまた異なる雰囲気が味わえます。こちらのビーズは20年くらい前に買ったヴィンテージもの。それでも色あせないのはスワロだからこそですね。
出典:筆者撮影