プリーツマスクの作り方【注意点】
手作りしたプリーツマスクを長く愛用するためのポイントについてご紹介します。
細かく縫う
縫い目が細かいほど丈夫で長く使えるプリーツマスクが作れます。手縫いをするさいは細かく縫うことを意識し、特にプリーツ部分は返し縫いをするなどして強度をあげるとよいでしょう。
失敗に気づいたらほどく勇気を持つ
よくある失敗はプリーツに歪みができることです。プリーツの形が整っていないと見ばえが悪いので、せっかく作ってもそのマスクをつけなくなります。一度縫ったものをほどく作業は面倒ですが、失敗に気づいた時点で潔く糸をほどいてやり直す勇気を持ちましょう。
プリーツの向きを間違えない
作り方で触れましたが、3つあるプリーツの向きは全て下向き(表面)になるように作らなければ意味がありません。プリーツの向きを確認し、ウイルスや花粉などが身体に入りこまないようにしましょう。
臨機応変に対応する
100均や手芸店を回っても、マスク用のゴムやダブルガーゼが手に入らないことがあります。そんなときは代用できるものを利用しましょう。例えば、パンツのゴムやヤーンという素材の糸は耳が痛くなりにくいためおすすめです。また、マスクにゴムを通さずクリップ式にしてゴムが取り外せるタイプにしてもよいでしょう。
清潔感ある色や柄を選ぶ
色や柄はその人の印象を大きく変えます。好みの柄で作っても、目を背けられるなど周りを不快にする柄では手作りしても使う気になりません。清潔感を与える色や柄を選ぶようにしましょう。
手作り布マスクの洗い方
プリーツマスクを長く使うための洗濯方法についてご紹介します。洗い方は簡単ですが、ポイントは布の繊維を傷めないよう気をつけることです。また、清潔を保つのも大事なので、ほかの洗濯物とは別で洗うようにしましょう。
洗い方①つけこむ
洗剤は中性洗剤を使用します。そのなかでもデリケート衣類用の洗剤がおすすめです。洗面器などに洗剤を溶かした水と布マスクを入れて10分つけこみ、汚れを浮かせましょう。
洗い方②軽く押し洗い
洗剤を溶かした水のなかで軽く押し洗いをしましょう。すすぐさいも、面倒ですが数回に分けて洗面器に水を溜めて押し洗いをします。洗剤がとれたら脱水機にかけずに、形が崩れないよう両手で挟み、ギュッと水分を絞る作業を何度か繰り返しましょう。さらに、清潔なタオルで挟み水分をとります。
洗い方③自然乾燥させる
乾燥機にかけると繊維が傷み、長く使えません。布マスクは日陰で、洗濯ばさみなどを用いて1本ずつ干しましょう。布が縮んでも品質に問題はありません。白い布マスクが黄ばんできたときは、洗面器に漂白剤を入れて10分ほど浸してから洗うと色が戻ります。漂白剤を使用するさいはゴム手袋をつけるようにしましょう。
煮沸消毒してもよい
布マスクは煮沸消毒ができます。洗うだけでウイルスは除去できると言われていますが、気になる方は煮沸消毒をしてみてください。もちろん、アイロンをかけて熱を通すのもおすすめです。形が整い清潔感もアップします。ちなみに、不織布で作ったマスクを煮沸したりアイロンがけしたりすることはおすすめしません。
プリーツマスクの作り方(まとめ)
プリーツマスクはミシンがなくても手縫いで作れますし、100均アイテムで材料も揃います。また、丁寧に作り素材や管理に気を配ると、お気に入りのマスクが長く利用でき経済的です。簡単ですので、手作りしてみてください。
- 1
- 2
出典:筆者撮影