タオルエプロンはどんなもの?
タオルエプロンとは、市販のフェイスタオルを使ったスタイの代用品です。タオルにゴムを輪通しさせて、首にかけられるようにしています。かんたんに手作りできるため、保育園のメジャーな準備物として広く紹介されるものです。1日に何枚もお着替えをする方針の保育園ならば、赤ちゃん期から幼児にかけてのタオルエプロンは必要不可欠です。
何歳まで必要?
保育園の方針によって異なりますが、よだれが出始めるころから離乳食期は必須だと考えましょう。一人でコップ飲みや食事ができる幼児期から3歳くらいまで使う保育園も見られます。年少組(4歳児クラス)くらいになると自分で着替えられるようになるため、スモックなどを着用することもあるようです。
タオルエプロンの使い道
保育園でタオルエプロンが必要と言われたけれど、どんなときに使うのかわからないという人も見られます。ここでは想定できるタオルエプロンの使い道を紹介します。何枚も洗い替えが必要と言われたママも納得できるのではないでしょうか。
使い道①食事の時間
食事の食べこぼしが服につかないように防護するエプロンとなります。手づかみ食べができるようになった子供はもちろん、ストローやコップが使えるようになった赤ちゃんにタオルエプロンは必要不可欠です。昼食やおやつの時間に使います。
使い道②よだれによる汚れ防止
赤ちゃんの中にはよだれが多い子も見られます。よだれで服を濡らしてしまったというだけでお着替えをする保育園もあるので、タオルエプロンを使ってもらえればお着替えの手間や回数を減らせます。ママも返却される洗濯物のリスクを減らせますね。
使い道③介護現場
タオルエプロンは介護現場でも使われます。赤ちゃん用のものとは大きさや形は異なりますが、こちらも食事の際や補食(おやつ)の時間、投薬の際に用いられるようです。タオルを首もとにかけるより市販の介護用エプロンを用いることもあるようですね。
タオルエプロンの代用品はNG?
食事用エプロンやベビースタイなど市販のものもたくさんあります。保育士さんにとって着脱が煩雑になることが先立つため、保育園によって断られることがあるようです。また、ひもで首もとを結ぶものや、ボタンや面ファスナーでつなぎとめるスタイは、思わぬ事故の原因となる傾向があります。そのため、ゴムの力で伸縮性があるタオルエプロンが推奨されているのです。
次はタオルエプロンの役割について考えていきましょう!