はじめに
名前を聞いて、思わず「美味しそう」と思った方もいるのではないでしょうか。でも、食品ではなく、ハンドメイドで使われる、カラフルで鮮やかな太い糸をズパゲッティと言います。ここでは、このズパゲッティとはどういったものなのかを踏まえた上で、作ることができる小物を5つご紹介していきます。
ズパゲッティとは?
「ズパゲッティ」でインターネット検索をすると、いろんなカラフルな糸の映像やそれで作った雑貨が出てきます。こんなにたくさんの使い道があるのかとビックリしますね。ここでは、ズパゲッティとはどういうものなのか、またその特長などについて、ご紹介をしていきたいと思います。
ズパゲッティって何?
正式名称は「Hooked Zpagetti」(フックドゥ ズパゲッティ)といいます。オランダの女性起業家が考案したものです。具体的には、Tシャツやカットソーといった綿素材の端材を細く糸状に加工したエコな糸です。ネットでの販売がメインですが、大手の販売店では店頭での取り扱いもあるそうです。
ズパゲッティの特徴は?
特徴は大きくまとめて2つです。1つ目はその年の洋服の端材なので、色やデザインは毎年変わるということ。2つ目は糸の品質にばらつきがあること。中には繋ぎ合わせが必要になることもあります。柔らかくて伸縮性があり、太さも素材もさまざまなところがその糸だけがもつ個性と言ってもいいでしょう。
ズパゲッティの種類は?
ズパゲッティとひとくくりにいってもさまざまな種類があります。珍しいものだと、デニムの製造工程でできる廃棄物を再利用した「ビリージーンヤーン」、100%植物繊維でできた「ナチュラルジュード」といったものも見られるようです。長さも25メートルから120メートルまでと幅広いので、作るものや使い道によって使い分けできそうですね。
ズパゲッティで作れるもの
ズパゲッティは毛糸を編んでいくのと同じように、いろいろなハンドメイド作品を作ることが可能です。簡単なものだと半日かからずして作れるものもあります。ここでは簡単に作れるものからじっくり腰をすえ、時間をかけて作るものまで5つほど紹介していきます。