紙袋の作り方①基本のマチ付き紙袋
- のりしろに糊付けし、筒状にする
- マチを作る
- 底面マチをつくる
- 形を整えて完成
作り方のポイント
底面マチの作り方など若干工程が難しいところがありますが、左右同じバランスでマチを取る方法などを覚えれば、いくつも繰り返し作ることができます。折り方も丁寧に進めていけば、既製品と同じ仕上がりになります。A4用紙以外にも大きさを変えて作れば、紙バッグのような横長の形なども気軽に作ることができます。マチ付きなので、大きなものも入れることができます。
紙袋の作り方②マチなし紙袋
- のりしろに糊付けし、筒状にする
- 底面ののりしろを作り糊付けする
- 完成
作り方のポイント
オーソドックスなマチなしタイプの袋です。A4サイズ1枚で作ることもよいですし、折り紙サイズの紙で作れば、ポチ袋としても使えます。硬貨を入れて渡したいときにもよいですね。この折り方を覚えれば、紙袋が欲しいときに10分足らずで作ることができます。手軽に紙袋が作れると、便利かもしれません。
紙袋の作り方③ミニ紙袋
- 折筋をつける
- 底マチをつくる
- 両脇のマチをつくる
- いったん紙を開いて組み立てる
- 入れ口を紙バッグの中に入れる
- 持ち手を作って接着する
- 形を整えて完成
作り方のポイント
ミニチュアの紙バッグともいえるほど完成度が高い折り紙です。折り方はちょっとだけ複雑なのですが、丁寧に折筋をつけていくことでいくつも簡単に作り上げることができます。飴やチョコなど小さなものを入れて渡すとかわいいですよ。また、クリスマスツリーのオーナメントなどにも使えるサイズではないでしょうか。
紙袋の作り方④アレンジラッピング
「お手伝いしてもらったお礼」というような気軽なプレゼントを包んで渡したいということもあるはずです。相手に気遣いをさせない程度のものでもちょっとしたアレンジラッピングをすれば喜んでもらえるのではないでしょうか。ここからは、紙袋ラッピングのアイディアを紹介します。
①ナチュラルラッピング
100円ショップの製菓用品コーナーなどで販売しているレースペーパー。半分に折って、紙袋の入れ口にかぶせます。穴あけパンチで穴をあけた後、リボンを通して蝶結びに飾ります。マチ付き・マチなしいずれに袋にも使えます。リボンと紙袋のコーディネイト次第ではナチュラルよりも、かわいいラッピングを作れます。
見合う品物は?
手作りのお菓子や写真などを渡すときにおすすめです。また、子供に向けた誕生日のプレゼントなど、少しだけかしこまった雰囲気をプラスしたいときにもよいでしょう。大切にしたいものを渡すときにもこのようなハンドメイドのアレンジがあると、気持ちが伝わるのではないでしょうか。
②カジュアルラッピング
こちらも、マチ付き・マチなしいずれのタイプにも使えます。ハンカチなど少し厚みがあるものを入れた際に、リボン掛けをするだけです。誕生日プレゼントのように改まったものではなく、カジュアルなプレゼントとして渡すことができます。ここでは、布製のリボンを使っていますが、100円ショップなどで購入できる麻紐や毛糸を使えば、ナチュラル寄りに仕上げることも可能です。
見合う品物は?
先にも触れましたが、手作りの紙袋にはハンカチや箱、ケースに入ったものなどにおすすめです。リボン掛けという時点で「気軽なプレゼント」からは若干格上げされているため、お付き合い上のお礼や、友チョコレベルのバレンタインのプレゼントなどに使ってみるとよいでしょう。
③テトラ型ラッピング
マチなしの紙袋の入れ口を底面とは互い違いになるように閉じます。すると、テトラ型のパッケージに早変わり。少し形を整えてから封をすると、テトラ牛乳のようなかわいい形に仕上がります。クリップなどで封をすると、なにげないプレゼントとして渡すことができます。マチなしの袋はA4サイズの半分の大きさで作るのが上手に仕上がるコツです。
見合う品物は?
一口タイプのチョコレートや飴を多めに入れたいという場合などにおすすめです。気軽なおすそ分け程度の品物を入れるには最適です。「いつもありがとう!」というような言葉を添えて渡せば、相手もほっこりとした気持ちになってくれるかもしれませんね。
【番外編】ミニチュア紙バッグ
インターネットの無料ダウンロードコンテンツから英字新聞風のパターンをダウンロードし、A4サイズの用紙に印刷しました。こちらを小さくカットして、小さなサイズのマチ付き紙バッグを作ってみました。着せ替え人形で遊ぶときなどにこのような紙バッグがあると、遊びに幅が広がります。お買い物ごっこなども楽しめそうですね。細かいところが多いので、竹串を使うと成功します。
ショルダーバッグ風
15cm四方にカットした用紙で作った折り紙で作る紙袋は、人形用にぴったりのサイズでした。細いリボンで持ち手を作って肩にかけると、アパレルショップのペーパーバッグのように見せることができました。このようにかわいい紙バッグを手作りできると、子供と一緒に遊ぶこともできるかもしれませんね。
次のページでは、きれいに作るためのポイントを紹介します!
お店屋さんでもらえるような紙袋ができあがります!