ヨーグルトメーカーでチーズを作る!乳酸菌発酵生活を身近なものに

ヨーグルトメーカーでチーズを作る!乳酸菌発酵生活を身近なものに

家庭ではカッテージチーズ作り程度が限界でしたが、ヨーグルトメーカーとチーズ酵素のレンネットがあれば、家庭でフレッシュチーズが手作りできます。今回は、ヨーグルトメーカーでチーズを手作りする方法をご紹介します。ヨーグルトメーカーの汎用性にみなさん驚きますよ。

記事の目次

  1. 1.ヨーグルトメーカーとは
  2. 2.ヨーグルトメーカーで手作りチーズができる
  3. 3.手作りチーズの作り方【クリームチーズ編】
  4. 4.手作りチーズの作り方【リコッタチーズ編】
  5. 5.ヨーグルトメーカーで手作り【ヨーグルト編】
  6. 6.ヨーグルトメーカーで手作り【甘酒編】
  7. 7.まとめ

ヨーグルトメーカーとは

出典:筆者撮影

ヨーグルトメーカーは、一定の温度を保つ発酵器です。一般的な商品は40℃程度の温度を一定時間保てる機能が付いており、牛乳と種として使うヨーグルトがあれば数時間程度でヨーグルトが作れます。いろいろなタイプの製品があり、家電量販店などで数千円程度で購入できます。

使用するヨーグルトメーカー

今回使用するのは、タニカ電器の「ヨーグルティアS」というヨーグルトメーカーです。温度調整などもできるうえ、アタッチメントを準備することで、温泉卵なども簡単に作れます。納豆やみそ、酵母起こしなどいろいろな発酵食品が作れます。

ヨーグルトメーカーのことならタニカ電器株式会社
タニカ電器の「ヨーグルティア」は、日本で1番ご利用いただいているヨーグルトメーカーです。その他にも、みなさまのそばに寄り添う家庭用製品から、日本の食を支える業務用機器 、オーダーメイドで応えるOEM開発まで幅広く展開しております。

ヨーグルトメーカーで手作りチーズができる

Photo byPublicDomainPictures

日本でも、しぼりたて牛乳を使ってチーズ作りをする酪農家が存在します。つい最近まで、チーズ作りは大きな酪農工場だけのものというイメージがありましたが、このところでは家庭で、しかも近所のスーパーで購入できる材料だけで手作りチーズが作れます。ここからはクリームチーズの作り方を紹介します。

材料

出典:筆者撮影

  • ヨーグルトメーカー(ヨーグルティアS使用)
  • 低温殺菌牛乳 800cc
  • ヨーグルト 35g
  • 生クリーム(脂肪分35%以上あるもの) 200cc
  • チーズ酵素(レンネット) 2g

ヨーグルトは、寒天やゼラチンで固めているものは使えません。

レンネットとは

出典:筆者撮影

チーズを作るために牛乳を凝固させる酵素です。販売されているレンネットは大量の牛乳を使うため家庭用としては不向きですが、ヨーグルティア用に作られたチーズ酵素(レンネット)は1包ずつ個包装されているので使いやすいです。価格も手ごろなので、チャレンジしたいと思えるのでは?

モッツァレラやフロマージュブランなども作れますよ。

低温殺菌牛乳とは

Photo by myasxfc

成分無調整牛乳の場合、生乳を130℃で2秒間殺菌します。低温殺菌牛乳は66℃で30分間殺菌します。いずれの条件でも体に害がある菌は死滅するので、安全に飲めます。低温殺菌牛乳はたんぱく質の変性が少ないため、生乳に近い風味が残ります。

Photo bypixel2013

また、チーズを作るためにはカルシウムイオンが必要になります。高温殺菌するとなくなってしまいますが、低温殺菌の場合はカルシウムイオンが残されるため、チーズが固まりやすくなります。このような理由から、必ず「低温殺菌牛乳」を使ってくださいね。

注意点

Photo byReinhardThrainer

「家庭で作ったフレッシュチーズを熟成させてハードチーズは作れる」という仮説が成り立ちます。ハードチーズ作りには、温度管理や湿度調整、雑菌のない部屋などいろいろな条件が必要になります。家庭では管理が難しいということからフレッシュチーズを楽しむにとどめたほうがよさそうです。

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手作りチーズの作り方【クリームチーズ編】

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