自家製りんごジュースを作ろう
りんごは健康によいといわれているため、普段から食べる人も多いのではないでしょうか。しかし、りんごがたくさんあって食べきれない場合や、いつもと違う楽しみ方をしたい場合もあるでしょう。そんなときは、りんごジュースを作ってみませんか?
変色しないりんごジュース作り
りんごジュースの作り方は簡単です。しかし、手作りすると時間が経つにつれて変色してしまうことがあります。そこで、時間が経っても変色せず、味も見た目もすっきり楽しめるりんごジュース作りを紹介します。
おいしいりんごジュースの作り方
りんごジュースの作り方はシンプルです。しかし、ひと手間をくわえることで、変色しないおいしいりんごジュースが作れますよ。
作り方①用意する道具
自家製りんごジュースを手作りするときは、ミキサーやブレンダーを用意しましょう。ミキサーやブレンダーがない場合は、おろしがねでりんごをすりおろしてもOKです。しかしおろしがねを使う方法は、ミキサーを使う方法と比べて手間がかかります。また搾りかすが出てもったいないため、ミキサーを使うのがおすすめです。
作り方②材料(1~2人分)
自家製りんごジュースに必要な材料は
- りんご:1個
- レモン果汁:少々
- オリゴ糖やはちみつ:お好みの量
作り方③手順
手順1.りんごを一口大にカットする
はじめに、りんごは皮をむいて一口大にカットしましょう。りんごは皮付きのままでもよいのですが、皮をむいたほうがきれいな色のりんごジュースに仕上がります。あとでミキサーに入れるため、りんごの大きさはミキサーに入る大きさにそろえておきましょう。
手順2.りんごを一度加熱する
一口大にカットしたりんごは、少量の水と合わせて軽く加熱します。りんごの量が少ないときは、電子レンジで加熱してもOKです。りんごの外側が透き通って、全体的に少しやわらかくなるまで加熱しましょう。このひと手間が変色しないりんごジュースを作るためのポイントです。加熱することでりんごの変色を防げます。
レモンはりんごジュースの変色を防ぎますが、一度りんごを加熱するとよりきれいな色のりんごジュースになりますよ!
手順3.材料を全てミキサーにかける
りんごがやわらかくなったらミキサーやブレンダーに入れて、レモン果汁を少々くわえてください。ミキサーにかける前に材料のオリゴ糖やはちみつをくわえてもよいですが、完成したものを飲んでから甘みを調整するほうが好みの甘さで飲めますよ。りんご本来の味を楽しみたいときは、オリゴ糖やはちみつを入れずにそのままで飲むのがおすすめです。
りんごジュースのアレンジ方法
りんごジュースはアレンジして飲んでもおいしいですよ。りんごジュースをたくさん手作りしてしまったときや、既製品のりんごジュースを消費したいときに試してくださいね。
アレンジ方法①スムージー
りんごジュースとバナナなどの果物や野菜を一緒にミキサーにかけると、おいしい自家製スムージーが作れます。スムージーは果物や野菜の栄養を損なうことなく飲めて、野菜不足の解消におすすめですよ。特に野菜に多く含まれているビタミン類は熱に弱いものがあるため、加熱せずにそのまま飲めるスムージは余すことなく栄養を摂れる飲み物といえます。
アレンジ方法②炭酸割り
りんごジュースを炭酸水で割ると、すっきりとしたさわやかな飲み物に変化します。りんごジュースの炭酸割りはどのような料理にもあうクセのない味で、ドイツでは国民的に人気のあるドリンクとして親しまれています。りんごジュースの炭酸割りは、子どもから大人まで幅広い世代に人気です。
アレンジ方法③ゼリー
たくさん作ってしまったりんごジュースは、ゼラチンや寒天を混ぜると手作りりんごゼリーになりますよ。りんごジュースだけで作ればシンプルなりんごゼリーに仕上がりますし、桃やパイナップルなどのお好みのフルーツを入れればカラフルなフルーツゼリーも作れます。りんごゼリーは味がさっぱりしていて、夏の暑い時期のおやつにぴったりです。
アレンジ方法④りんごソース
りんごジュースを煮詰めて作るりんごソースは、ヨーグルトやパンにトッピングするとりんごのフルーティーな甘さを楽しめます。またパンケーキのようなスイーツ以外にも、肉の下味にも使えます。自家製りんごジュースから作ったりんごソースは、余計な添加物を使っていません。そのため、肉本来のうまみが堪能できますよ。
アレンジ方法⑤焼き肉のたれ
焼き肉のたれは、りんごジュースにしょうゆ・みりん・お酒などをくわえると作れます。お好みで、にんにくやしょうが、ごま油をくわえるとさらに本格的なたれに仕上がりますよ。焼き肉のたれは炒飯や炒めものにも使え、自分好みに甘みや辛みを調整したたれは市販のものでは味わえないおいしさです。
まとめ
自家製りんごジュースは、りんごを一度軽く加熱することで変色を防げます。手作りしたりんごジュースは、添加物が入っていないため子供でもおいしく飲めますね。また、りんごジュースをたくさん作ってしまったときは、バナナや野菜と一緒にミキサーにかければスムージーにアレンジもできます。作り方は簡単なので、ぜひりんごジュースを作ってみてくださいね。
出典:写真AC