スパムとは
スパムは1937年に誕生したランチョンミートです。ソーセージの材料を腸詰めではなく、缶詰にしてあるもののことです。この名前はアメリカのホーメルフーズ社の商標。デンマークのチューリップ社のポークランチョンミートも人気です。缶を開けたら調理いらずでそのまま食べられることから、災害時の非常食としても注目されています。
実はスパムって食べたことがないの。おいしくないっていう話も聞くから、買えなくて…
確かに、好き嫌いはあるかもしれないね。工夫次第で食べ方も色々だから、人気のレシピなどを見てみましょう。
スパムはまずい?
口コミサイトなどを見るとスパムは「まずい」「匂いが嫌い」などの意見も見られます。人気のレシピなどで見てせっかく買ったのに好みに合わなかったり、お土産でいただいて、開けられずにもて余していることもあるのでは? 嫌いな理由にはやはり匂いにクセがあるという声が多いようです。
そんなときも調理で工夫すれば、食べきれちゃうかも。色々試してみたら、料理のレパートリーが増えて食卓も豊かになりますよ。
スパムのおいしい食べ方①そのまま
スパムは缶詰にされたあと加熱されている食品なので、缶を開ければすぐに食べられるのが便利です。その製造過程で匂いもぎゅっと凝縮されているのですね。アメリカ軍のレーション(軍事行動中の糧食)にも採用されていました。はじめての匂いと味は少々気になるところですが、まずはそのままいただいてみましょう。
切るだけ混ぜるだけの食べ方
まずは火を使わずに、そのままの味を試してみましょう。サラダやサンドイッチなど、ダイレクトにスパムの味を楽しみます。一缶で結構量もあるので気軽に味わってみてください。
サラダ
スライスしたり細かくカットして、サラダのトッピングにしてみましょう。もともと塩分が強いので、ドレッシングは控えめにしてください。ガーリックパウダーやハーブミックスは相性がよく、気になる匂いも緩和されます。野菜がもりもり食べられそうですよ。
サンドイッチ
スライスしてパンにはさみます。マヨネーズやマスタードを効かせると、他の具材とも馴染みそうです。ためしに作ってみたい方は、画像よりも薄くスライスして様子を見てくださいね。また、ポテトサラダにハムの代わりとして調理するのもよいですね。スパムが主役のサンドイッチになります。
おにぎらず
おにぎらずはご飯でおかずを挟んで作ります。カットした見た目も華やかでお弁当などでも大活躍です。スパムをおにぎらずの具材として玉子やレタスなどの淡白な味わいのものと一緒に調理すれば、しっかりとした塩気も存分に生かせます。ランチや朝食にもいいですね。
日本のメーカーノザキのランチョンミートも見たことがあるわ。調理なしで食べられるし、消費期限も長いから、保存食としても便利よね。