キャノーラ油を使った台湾カステラのレシピ
焼き菓子というと、バターやマーガリンを使うレシピが多いのですが、キャノーラ油を使ったレシピも存在しています。ここではタピオカに次ぐブームの予感がする「台湾カステラ」の作り方を紹介します。料理が苦手な人でも作りやすいレシピです。
台湾カステラの材料
18cmのスクエア型1台分
- 小麦粉(薄力粉) 85g 2回ほどふるっておく
- グラニュー糖もしくは粉砂糖 80g
- 卵 6個 黄身と白身に分けておく
- 牛乳 85g
- キャノーラ油 70g
- 湯せん焼き用のお湯 適宜
台湾カステラのレシピ
- 耐熱容器にキャノーラ油を入れて、500wのレンジで40秒加熱する。牛乳も30秒加熱する
- ①に薄力粉を一気に入れ、泡だて器で丁寧に混ぜてから、牛乳を入れて混ぜる
- 溶きほぐした卵黄を②に少しずつ入れ、都度丁寧に混ぜる
- 別のボールに卵白を入れ、ハンドミキサーで泡立てる。途中で砂糖を3回に分けて入れ都度混ぜる。
- メレンゲを③数回に分けて混ぜる
- スクエア型に⑤を入れて、150度で60分間湯せん焼き。
台湾カステラのレシピポイント
台湾カステラを上手に作るコツ
- キャノーラ油のように軽いオイルを使う
- メレンゲはある程度硬めに作るのがコツ
- 小麦粉とキャノーラ油を混ぜるときは丁寧にしっかりと混ぜる
キャノーラ油使用時の注意点
キャノーラ油は酸化しにくく、動物性油脂よりも扱いが簡単という声があります。それでも扱い方に注意しなければ、劣化してしまいます。ここからは健康的にキャノーラ油を使うための注意点をいくつか紹介します。
注意点①保存方法
キャノーラ油は直射日光を避けた暗所に常温保存してください。また原料は油ですので、ガスコンロに近い場所に保管しないよう注意しましょう。冷蔵庫での保管は、劣化の原因となるので避けてください。こちらの理由は後述します。
注意点②白濁
菜種油は0度からマイナス12度の温度帯で凍るといわれています。また、気温が低いところに置いておくと成分が白濁します。こういった理由から、冷蔵庫保管などは避けましょう。白濁した場合は、ぬるま湯にボトルごとつけて温めると元に戻りますが、これを繰り返すと劣化につながるので気を付けてください。
注意点③賞味期限
キャノーラ油の賞味期限は、未開封の場合としてパッケージボトルに記載されています。フレッシュな状態で使うには賞味期限内に使いましょう。開封後は1ヶ月ないしは2ヶ月以内に使い切ることをおすすめします。
キャノーラ油の処分方法
揚げ物などに使った油は、複数回使用で劣化します。温度も上がりにくくなるうえ成分も変化しますので、早い段階で処分しましょう。ここでは、揚げ物などに使ったキャノーラ油の処分方法についてお伝えします。
処分方法①新聞紙を使う
1リットルの牛乳パックに新聞紙を詰め、その牛乳パックの中に廃キャノーラ油を入れましょう。口をしっかり閉じて燃やせるゴミとして処分します。牛乳パックは耐水・耐油性があるので、衛生的に処理できます。
処分方法②油凝固剤を使う
廃油処理のための油凝固剤がスーパーなどで販売されています。80度以上に温まったキャノーラ油に、油凝固剤を溶かし入れておくだけです。油が冷えるとゼリー状に固まりますので、鍋から取り出し燃やせるゴミとして処分します。油凝固剤は10本入り300円程度で購入できます。
処分方法③植物油リサイクル
キャノーラ油などの植物油に限りますが、自動車のバイオディーゼル燃料としてリサイクル生成が可能です。廃キャノーラ油を使わないペットボトルに入れ、所定の収集場所を持参するだけです。自治体やスーパーなどでリサイクル収集を行っている場合が多く、リサイクルに協力すればエコにもつながります。
まとめ
菜種油を原料をとするキャノーラ油について紹介しました。日清オイリオの製品を例にとり栄養成分を紹介したほか、過剰摂取を避ければ健康によいことや、揚げ物油として便利に使えるなど中心にまとめました。健康的に揚げ物を食べたいという人はぜひキャノーラ油に変えてみてはいかがでしょうか。
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