おすすめのミサンガの作り方
ミサンガは糸の種類や太さや色、本数などにより自分好みのおしゃれなデザインのものがかんたんに自作可能です。ここからは実践で紹介した「斜め編み」以外で、初心者にもおすすめのミサンガの作り方を見ていきましょう。
おすすめ①三つ編み
1つ目に紹介するのは「三つ編み」です。三つ編みは髪の毛を結ぶのと同様、左右の糸を交互に中央に持ってきて交差させます。誰でもかんたんに作れますが、見た目は他の編み方より少し素朴な仕上がりです。しかし、糸の本数や組み合わせを変えると全く違う見た目のミサンガになります。また、複数作って重ねづけするのもよいでしょう。
三つ編みミサンガはシンプルなので、カラフルな色の糸やビーズなどを入れるとよりおしゃれなデザインになります。
刺繍糸のほかにもバフレザーコードの三つ編みもおすすめです。
おすすめ②ねじり編み
自然にねじりがでる「ねじり編み」は、波のようならせん模様が特徴的な編み方です。細身に仕上がるため、ミサンガに少し抵抗感のある男性にもぴったりでしょう。編み方は両端の巻き糸を真ん中の芯糸に絡めて編んでいきます。立体的な仕上がりは一見難しそうですが、こちらも同じ編み方の繰り返しなので初心者にもおすすめです。
ねじり編みの実例
実例は「2色使いのねじり編み」です。青の糸105cmを2本、ベージュの糸40cmを4本を用意します。最初に全部を束ねて上から3cmで一度固結びをし、5cmほど三つ編みをしてください。色の配置は真ん中にベージュ、両端に青がくるように置き、中のベージュの糸を軸にして両端の青の糸を編んでいきます。
おすすめ③V字型模様
ミサンガをV字型模様で編むとハート形に見えます。斜め編みと違い、中央から編みはじめて左右に編み進んでいきます。三つ編みよりはやや難易度が上がりますが、同じ編み方を繰り返すだけなので初心者にもおすすめです。赤やピンク、白、紫などの糸を使うとかわいく、青や緑などを使うとクールに仕上がります。
V字編みの実例
青と白それぞれ4本を使い、最初に全部を束ねて上から12cmで一度固結びをします。「青①・白①・青②・白②・白③・青③・白④・青④」の順に糸を配置し、青①から白②まで逆4字結びを2回しましょう。次に右の青④から白③まで4字結びをした後、中央2本を2回4字結びし1段目が終了です。
2段目以降も1段目と同じ工程を繰り返します。V字編みは斜め編みの応用なので、まずはしっかり斜め編みを覚えましょう。
ミサンガのデザインアレンジ
ミサンガは巻く糸の色や配置を変えるだけで、おしゃれに仕上がります。さらに、ビーズや革ひもなどのアイテムを使うと、よりオリジナル感のあるミサンガが作れておすすめです。
アレンジ①ビーズやチャームを使う
結び目や編み目部分に、カラフルなビーズを交互に混ぜるのもキュートです。小さめのビーズをあわせると全体のバランスがとれます。また、左右に糸通しがついているジョイントパーツやラインストーンボタンなどを編み目の真ん中に入れると、おしゃれでカラフルなブレスレットが完成します。友達とペアにするのもおすすめです。
涼しげな天然石を使うと夏用のおしゃれなブレスレットが作れます!
アレンジ②ハート柄ミサンガがおしゃれ
ハート型のミサンガ〜♡
— これつかいません (@kuru_0627) June 7, 2014
作ったのー!
いぇーい( ̄Д ̄)ノ pic.twitter.com/rzCHiPesXB
カップルなどペア用のミサンガでおすすめなのが、かわいいハート柄のミサンガです。恋愛のお守りとして身につけたり、好きな相手にプレゼントしたりできます。ハート柄ミサンガはV字編みで編んでいきますが、固めに編まないと編み目がきれいに揃わずバラつきができてしまうため注意してください。
ハート編みの実例
ハート型ミサンガは「V字編み」の応用なので、V字編みができる人であればかんたんに作れます。ハート柄は恋愛運アップにおすすめで、赤やピンク、白などの糸を使うとかわいいハート型ミサンガになります。スタイリッシュに仕上げるなら青や白、緑などの糸を使いましょう。
ミサンガの結び方と処分方法
ミサンガの結び方
ミサンガは途中でほどけてしまうと、願い事がかなわなくなるといわれています。そのため、腕や足に結ぶときはできるだけ緩まないように結ぶことが大切です。ミサンガの結び方としておすすめなのは、ロープを結ぶときによく使われる「本結び」です。
本結びの実例
本結びは、まず左右のひもを、左側を下にして交差させます。右側のひもを左側の下をくぐらせて結びましょう。次に、右側のひもを左側のひもの下で交差させ、そのまま左のひもを右のひもの下からくぐらせて結んだら完成です。
ミサンガの処分方法
願掛けしていたミサンガが切れてしまったら、できるだけ早く処分しましょう。いつまでも残しておくと「願いは叶わなくてもよい」という意味合いになってしまいます。しかし、なんとなくごみ箱には捨てづらいという人は、燃やしてから処分しましょう。またプレゼントされたミサンガは、できるだけもらった相手に処分してもらいます。
まとめ
ミサンガの手作りは、手順を覚えればかんたんです。同じ糸でも色の選び方や編み方次第でいろいろなデザインに仕上がります。初心者の人は、まずは少ない色数から始めて、慣れたら色を増やしてみましょう。ビーズなどのアイテムも使いながら、ぜひ自分だけのおしゃれなミサンガを作ってください。
出典:写真AC