イカの塩辛の作り方!料理に使えるイカの種類や自家製の手順を解説

イカの塩辛の作り方!料理に使えるイカの種類や自家製の手順を解説

スーパーなどで販売されているイカの塩辛は、手作りできます。作り方の手順を見ながら、自家製のおいしいイカの塩辛を自宅で作ってみましょう。イカの塩辛の作り方はもちろん、種類や材料についてもまとめました。簡単なおつまみレシピもご紹介しています。

記事の目次

  1. 1.イカの塩辛とは
  2. 2.自家製イカの塩辛の作り方
  3. 3.イカの塩辛のおつまみレシピ
  4. 4.まとめ

自家製イカの塩辛の作り方

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自家製のイカの塩辛が作れれば、買い物でイカを見つけたときに購入してたくさん作れてとても便利です。好きなだけイカの塩辛を食べたい方必見の、自家製イカの塩辛のレシピを順を追ってご紹介します。季節もので人気の高いアオリイカや新鮮なスルメイカを購入して、ぜひチャレンジしてみましょう。

材料

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自家製のイカの塩辛を作るときに揃えておくものは、以下のとおりです。

  • 新鮮なイカ
  • 黒造りの場合はイカの墨
基本の材料は2つです。イカの塩辛は生ものなので、可能な限り清潔な環境で調理しましょう。まな板はもちろん、包丁や以下の皮をはぐ場合に使うふきんも清潔なものを選ぶと食中毒を招く確率が低くなります。

作り方①イカをさばく

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さばくときに皮をはぐと白造りに、皮がついたまま調理すると赤造りになります。ぬめりがあって皮がむきにくいときは、キッチンペーパーやふきんを使うとよいです。

  1. 胴と肝をはがします。イカの頭と足の部分をそれぞれ持ち、引き抜くと簡単です。軟骨も取り出しましょう。
  2. 次に引き抜いた肝の先端部分を切り離して捨て、足の根元にある口を引き抜き食道も一緒に捨てます。
  3. 目の上にある肝を切り離し、目の下に切り込みを入れて目を取り外して処理します。
  4. エンペラと胴を引きはがしながら皮もはがし、残った皮を取ったら準備完了です。

作り方②胴といかわたにそれぞれ塩を振る

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さばいたイカの胴といかわたに、塩を振ります。胴は塩を振って適度に水分を抜いた後お酒で洗い、再度塩を振ります。いかわたは、最初からしっかりと塩を振っておきましょう。

胴といかわたで塩の量が違う

イカの胴部分は、最初薄く塩を振ります。もう一度塩を振る際も、塩は薄めに振って熟成させます。いかわたの塩振りは一度のみなので、たっぷりを塩をかけます。塩が染み込みやすいよう、粒子の細かい塩を選びましょう。

作り方③胴いかわたを冷蔵庫で半日から1日置く

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塩を振ったイカの胴は、一度目は冷蔵庫で20分程度寝かせて水分を抜きます。ざるなど空気が通るものの上にイカを置いて、ラップをせずに冷蔵庫で1日から1日半程度寝かせます。いかわたは塩漬けにしてざるなどの上に置き、受け皿を敷いてラップをして半日から1日程度寝かせて味を染み込ませます。

作り方④いかわたの中身を出して切った胴と絡める

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胴といかわたを十分に寝かせて冷蔵庫から取り出し、胴は食べやすい大きさにカットします。いかわたは胴と絡めるので、胴を切った後にその上に中身を出します。半日から1日置くことによって、胴はねっとりとした食感と甘みが、いかわたは臭みが消えておいしい塩辛ができあがります。

注意点

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イカには寄生虫が入り込んでいることが、珍しくありません。これはイカの種類に関係なく、寄生しています。寄生虫の中でも有名なのがアニサキスです。アニサキスが入り込んでいないか見極めるためには、イカを細く切ったりイカの身をライトに当てると肉眼で確認できます。どうしても気になるのであれば、イカをさばいた後1日イカの身を冷凍しましょう。

寄生虫アニサキスとは

アニサキスはイカだけでなくサバやアジやサンマなどにも寄生する、2~3cmほどの糸のような姿をしている寄生虫です。アニサキスを体内に入れてしまうと、胃の壁に入り込もうとするため体に激痛が走ります。加熱調理するとアニサキスは死滅するので、生ものを食べる際には十分に気を付けましょう。

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イカの塩辛のおつまみレシピ

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