イカの塩辛とは
イカの塩辛はおつまみやごはんのお供の一種として、たくさんの人から愛されています。イカの塩辛とは、簡単に説明すると生の魚介類の身と内臓を塩漬けにした食べ物です。生ものなので小さなお子さんにはおすすめできませんが、ある程度の年齢になるとそのおいしさのとりこになる人がたくさんいます。
イカの塩辛の種類
イカの塩辛には、いくつか種類があります。それぞれの特徴を知り、自分に合うイカの塩辛を見つけましょう。
黒造り
黒造りはイカの塩辛にイカ墨を加えて混ぜ込んだ一品で、富山県の名産品としても有名です。イカ墨の香りがほのかにして、ごはんはもちろんですがお酒のお供として人気があります。クセが強すぎると感じた場合は、少しマヨネーズを混ぜてみるのもおすすめです。
赤造り
赤造りはイカの皮がついているもので、一番オーソドックスな塩辛です。皮つきなので香りが強めで、イカが好きな方にはたまらない一品です。単体で食べると塩辛いですが、塩辛いものが食べたいときに食べると止まらなくなるような一品です。
白造り
白造りは、皮をはいだイカを使用します。赤造りよりもイカの香りは若干弱まりますが、旨みが損なわれているわけではありません。イカの皮が苦手な方におすすめです。
イカの塩辛作りに適しているイカ
スーパーなどで比較的安くて入手しやすいスルメイカは、イカの塩辛作りに最適です。イカの王様とも呼ばれるアオリイカは、スルメイカよりも値が張りますが熟成させると甘みとうまみがグンと増します。季節もののコウイカは、時期にならなければ見られないこともあるので、店頭に並んでいたら購入して旬ものの風味を楽しみましょう。
新鮮なイカの特徴
新鮮なイカは、全体的にハリがあり色鮮やかです。コウイカやアオリイカといった種類に関係なく、イカの鮮度は一目瞭然です。白くなってくたっとしているイカは鮮度抜群といえません。イカの塩辛は生ものなので、鮮度抜群のイカを選びましょう。