ストームグラスの作り方!かんたん手作りの方法や置き方・見方も紹介

ストームグラスの作り方!かんたん手作りの方法や置き方・見方も紹介

ストームグラスは嵐の予測ができるとして、天気予報の道具として使われていました。近年ではインテリアとして注目されています。ストームグラスは身近な材料で自作可能で、作り方も簡単です。ストームグラスの材料、作り方、置き方、見方などについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ストームグラスとは
  2. 2.ストームグラスの作り方
  3. 3.ストームグラスの置き方
  4. 4.ストームグラスの見方
  5. 5.まとめ

ストームグラスの置き方

出典:筆者撮影

温度変化がある場所を選ぶ

ストームグラスを手作りしたら、結晶の変化がよくわかる場所に置きたいものです。ストームグラスは置き方(置き場所)にポイントがあり、適切な場所でないと変化しないことがあります。ストームグラスは、温度変化が大きい場所に置くことが大切です。1日中エアコンが効いて室温が変化しない場所や、25℃以上の場所では、結晶は大きく変化しません。

直射日光を避ける

また、直射日光が当たる場所は避けます。ボトルの形状にもよりますが、液体を入れたボトルがレンズのように太陽光を一点に集め、収れん火災を起こす危険があるからです。それらのことから、玄関はストームグラスを置くのにおすすめの場所の1つといえます。お子さんやペットがいるご家庭では、倒して割る危険がない場所を選ぶことも大切です。

ストームグラスの見方

出典:筆者撮影

自作のストームグラスは溶液の材料もふたの細孔の有無も、本来のストームグラスとは異なります。ですから、全く同じ見方はできないかもしれません。しかし、自作のストームグラスでも天候による結晶の変化は起こります。気温が上がれば結晶が減り、気温が下がれば結晶が増え、結晶の形も変化していくのです。毎日見ていたら天気との関係が見つかるかもしれません。

LEDライトと組み合わせる

結晶の様子を毎日観察するのも興味深いですが、違う見方もあります。湯せんで結晶を溶かしてリセットし、冷えて結晶が析出してくる様子を楽しむ見方です。溶液中にできた小さな結晶がだんだん育ち、ゆっくりと降ってくる様子は、スローモーションで降る雪のように見えます。100均のLEDライトなどをストームグラスの後ろに置いてみると、さらに幻想的な見方が可能です。

まとめ

出典:筆者撮影

ストームグラス(天気管)は19世紀から天候を予測するために利用されてきました。身近な材料で、ストームグラスを手作りすることが可能です。気象衛星を用いた現代の天気予報のように正確に嵐を予想できないかもしれませんが、毎日変わる結晶の姿は素敵なインテリアになります。また、ボトルの中に結晶が降る様子は神秘的です。ぜひストームグラスを作ってみてはいかがでしょうか。

jitsu
ライター

jitsu

薬科大学卒業後、食品や水の検査に携わっていました。ものづくりと読書が大好きで、家の中は手芸作品でいっぱい!いろいろな木の実を集めたり、植物の写真を撮影したりするのも趣味です。里山づくりに参加しており、放置竹林伐採作業や自然工作イベントのスタッフの経験があります。

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