フリーズドライの作り方!その原理・仕組みや家庭でのやり方をご紹介!

フリーズドライの作り方!その原理・仕組みや家庭でのやり方をご紹介!

フリーズドライはいつでもどこでもあたたかい食事をとることができます。この摩訶不思議な食べ物は一体どんな仕組みでどのような作り方か気になったことはありませんか。こちらではフリーズドライの原理や仕組みにふれながら作り方についてまとめました。

記事の目次

  1. 1.フリーズドライってどんなもの?
  2. 2.フリーズドライを作る方法
  3. 3.手軽につくれるドライフード
  4. 4.まとめ

フリーズドライを作る方法

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家庭で、フリーズドライを自作できたら手軽にお弁当に持っていけそうですよね。また自分の好きな料理をフリーズドライにしたいと思う人もいることでしょう。自作はできるのでしょうか。

フリーズドライの原理

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フリーズドライのつくり方を説明するときに忘れてはならないキーワードは「昇華」です。なぜならフリーズドライはこの「昇華」の原理を利用して作られているためです。

昇華とは

昇華とは、固体が液体の状態にならずに気体へと変化することをいいます。また気体が液体の状態にならずに固体になることも昇華といいます。水を例にすると、固体の氷が水の状態にならずに気体の水蒸気になるということです。

物質の変化

物質は温度などによって気体、液体、固体の状態にかたちを変えます。固体から液体へかわることを融解、液体から固体へかわることを凝固、液体から気体へ変わることを沸騰といいます。ちなみにこちらは中学生で学習する内容です。

沸点

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沸点というのは、液体が気体になるときの温度のことです。水は何℃で沸騰するかと聞かれれば100℃で沸騰すると答える人が多いのではないでしょうか。しかし、水は必ず100℃で沸騰するわけではないのです。

沸点が下がる

実は気圧が下がると沸点は下がります。高い山のてっぺんは気圧が低いので水は100℃ではなくもっと低い温度で沸騰します。また真空になると水は0℃でも沸騰するのです。そのため、普段私たちは氷はとけて水になるという現象を目にしていますが、真空のなかでは0℃になると気体の水蒸気になるのです。

フリーズドライの作り方

まずは料理を作ります。そして作った料理を急速冷凍したのち真空状態のなかで乾かします。真空で乾かすメリットは低温で昇華の現象が起きることです。低温で乾かすことができるということは、熱でダメージを受けやすい食品の組織が壊れるのを防ぐことにつながります。

家庭で作るときに準備するもの

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フリーズドライを作るにはどうしても必要な機械があります。それは真空凍結乾燥機です。家庭用といった種類のものは販売されていませんが、研究者や事業者向けの商品であれば個人でインターネットで購入することができます。お値段は安くてだいたい40万円ほどです。

作り方(手順)

①フリーズドライにしたい料理を作ります
②真空凍結乾燥機に入れてスイッチを入れます
③フリーズドライの完成です

真空凍結乾燥機に入れることで、急速冷凍、真空状態で料理を乾かすことができます。急速冷凍する理由は、食品を傷みにくくすることができるためです。
 

次のページでは、家庭で手軽にできる「ドライフード」について解説します。

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手軽につくれるドライフード

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