手作りチーズの作り方【クリームチーズ編】
ここからはフレッシュチーズの定番、クリームチーズの作り方を紹介します。できあがったクリームチーズはパンに塗ったり、焼き菓子に混ぜ込んだりと楽しめます。画像でははちみつをかけて、ココナツサブレを添えています。思ったより短時間で作れるところも魅力です。
容器類は事前に煮沸消毒しておきましょう!
作り方①牛乳を温め発酵させる
- 鍋に牛乳と生クリームを混ぜたのものを入れ、火にかけて38℃程度まで温める
- ヨーグルティアSの容器に①とヨーグルトを入れ混ぜたら本体にセットする
- 35℃60分でタイマーセットし発酵させる
作り方②酵素を入れ発酵させる
- ①の容器に、チーズ酵素を入れてかき混ぜる
- 再度ヨーグルティアS本体にセットし、40℃30分のタイマーセットで発酵させる
- 水分を出すために容器の中でナイフを入れて切り目を入れておく
- 40℃30分のタイマーセットで再発酵させる
切り目を入れるとき、1度目の発酵で豆腐のような固さになっています!
作り方③脱水し完成
- ボウルにザル、キッチンペーパーを敷き、2回目の発酵終了後のカードを開ける
- 水切りをする。ラップをして冷蔵庫へ
- 3時間程度水切りを行い、残った固体がクリームチーズになる。
- 400gくらいのクリームチーズが作れます
分離した水分はホエイ(乳清)です。リコッタチーズ作りで使います。
手作りチーズの作り方【リコッタチーズ編】
パンケーキの添え物としても注目されるリコッタチーズは、乳酸菌がたっぷりの乳清から作られるため、とてもヘルシーです。さっぱりした味わいも楽しめます。クリームチーズ作りでとれた乳清を使ってリコッタチーズができます。このようにいくつか異なるチーズが作れるのはうれしいですね。
ひとつで2度おいしい!これも手作りのなせるワザですね
材料
- 乳清 500cc
- 成分無調整牛乳 500cc
- レモン汁(または醸造酢)大さじ2
乳清にはカルシウムや乳酸菌が含まれているので、子供におすすめです。
作り方
- 牛乳と乳清を内容器に入れる
- ①をヨーグルティアSにセット。65℃2時間で発酵させる
- ②にレモン汁を加え、65℃1時間で再発酵
- ③でできたものを水切りして完成
脱水後に出た乳清は飲めます。乳酸菌でおなかの調子を整えましょう。
出典:筆者撮影