ペーパークイリングの作り方④花
初心者がペーパークイリングで初めて作るものとして、一番多いのは花かもしれません。基本パーツや、基本をちょっとアレンジしたものを使って、さまざまな表情の花ができます。1輪作るごとに達成感があるのも利点です。たくさん作ってまとめれば華やかな作品が簡単にできます。ペーパークイリングの花の作り方をご紹介しましょう。
基本パーツで作る花
基本パーツのティアドロップとリーフは花弁にぴったりです。花芯にはタイトサークルを使います。ティアドロップで作る花は丸みがあって優しい印象、リーフで作る花はシャープな印象です。画像左上のようなチョウも、基本パーツで簡単にできます。リーフはそのままで葉に、紙テープの端だけを巻いて動きのあるつるにしましょう。
基本をひと工夫して作る花
桜の花
慣れてきたら、基本を一工夫してみましょう。ティアドロップの丸い部分を爪などでへこませると、ハートのような形になります。これを5つ組み合わせると桜の花です。お好みで花芯を入れてもよいでしょう。花の形にしない1枚ずつの花弁も作っておいて、空いたところに花弁を散らすとおしゃれに見えます。卒業祝いや入学祝いに喜ばれるデザインです。
フリンジの花
今度は紙テープを巻く前にひと工夫してフリンジの花を作ってみましょう。今回は6mm幅の紙テープの3mmは残し、3mmの部分に細かく切れ込みを入れました。花芯を入れる場合は、切らずに残した部分の幅(今回は3mm)の紙テープで小さめのタイトサークルを作ります。続けて切れ込みを入れたテープを巻きましょう。先にテープを貼り合わせておいても構いません。
基本通りにくるくる巻いて、好みの量を巻いたらバーから外し、しっかりと巻き締めた状態で接着します。接着剤が乾いてから、フリンジ部分を指で押し広げましょう。花芯を入れないで作ると、画像右のように違った表情の花ができます。
バラの花
基本ばかりでなく、もう少し凝った花を作ってみたい方もいるかもしれません。そこで、バラの花の作り方をご紹介しましょう。バラを作るときにはクイリングバーが必要です。難しそうに思えるかもしれませんが、小学校低学年の子供でもできるので、ぜひ挑戦してみてください。
基本のバラ
ちょっと豪華なバラ
紙テープ1枚を折りながら巻くだけでバラが作れるなんて、感激!動物も作ってみたいわ。
紙をくるくる巻くだけでもかわいい花ができるわね。もうちょっと華やかさのある花にも挑戦してみたいんだけど、難しいかしら?