ペーパーブロックで立体的な龍を作る方法!組立て手順も図解で解説!

ペーパーブロックで立体的な龍を作る方法!組立て手順も図解で解説!

龍を折り紙で作ってみたいと思う方もいるかもしれません。一般的に立体的でかっこいい龍の作り方は難易度が高いです。その点、ペーパーブロックの龍なら、簡単に作れます。ペーパーブロックの龍の作り方や組み立て手順を解説しましょう。

記事の目次

  1. 1.立体的な龍を作りたい!
  2. 2.ペーパーブロックで作る龍の材料
  3. 3.ペーパーブロックの作り方
  4. 4.龍の頭部の作り方
  5. 5.龍の組み立て方
  6. 6.まとめ

表裏2色を生かす作り方

表裏に色のある折り紙を使う場合は、裏面の色も生かす折り方をします。今回使うのは、表が金色、裏が赤色の折り紙です。最初は基本の作り方の1~8と同じ手順で折り進みます。

左下と右下の角の、上1枚だけを三角に折り上げます。できたら裏返しましょう。

裏面も、左下と右下の角を三角に折り上げます。また裏返しましょう。

下の三角の部分(裏面の色が出ている部分)を、上に折り上げます。できたら、半分に折りましょう。

基本の作り方と同じように、画像右側に2つのポケットが、左側に足が2本できます。違うのは、縁から裏面の色がのぞいて見えることです。

36個作るのはたいへんかと思ったけれど、テレビを見ながらでも簡単にできたよ。次は頭の折り方を知りたいな。

龍の頭部の作り方

龍の頭部には、14×14cmの折り紙を使います。四角になるように外表に縦横に折り筋をつけましょう(黄緑点線)。次に、中表になるように対角線で三角形に折り筋をつけます(水色一点鎖線)。

裏面を上にして置き、1でつけた折り筋を利用して、4つの角を1か所に集めるように折りたたみます。

「正方基本形」と呼ばれる形ができました。上の1枚(袋になっている)をめくるように折ります。

3でめくった袋の部分を、開いて折りたたみます。折り筋(水色点)を中心線に合わせるのがポイントです。

ページをめくるように開き替えながら、残りの3つの袋も4と同様に開きます。すべて開いたら1枚めくりましょう。

表面だけが見える面が開いているでしょうか。左下と右下の縁が中心線に合うように折って戻し、折り筋をつけます。

6でつけた折り筋を生かして、上1枚を上に開きます。左下と右下にあった縁(黄色破線)が、内側の中心線に合うように折りましょう。鶴の翼を折るときの折り方に似た感じで折れば大丈夫です。

上の角を下の角に合わせて折り下げます。

左隣りと右隣の面でも、6~8と同様に折ります。最後の1面は折らずにそのまま残してください。

下側の上1枚(8で折り下げた部分)を折り上げます。ここが龍の下あごになる部分です。角になる部分もできています。

上下の向きは変えずに裏返しにします(水平方向に180°回転)。

下の三角を上に折り上げましょう。裏面の色の三角形の部分から、龍の目を折り出していきます。

縁が中心線に合うように、点線で折り上げます。

13で折り上げた部分を、縁に合わせて折り下げます。龍の頭部の大まかな形ができてきました。

目と目の間の三角を折り上げます。

15で折り上げた部分を、目になる部分と一緒に、まとめて点線で折り上げます。

ネコの耳のような部分の三角を折り下げます。裏面の色が目になりました。

角になる部分を上に折り上げます。下に現れた部分は二股に分かれているはずです。

角になる部分の太さが半分になるようにつまむと、自然に角が立ち上がります。立ち上がった角を外側に倒しましょう。

角を引き出します。引き出し加減や角度は、後で好みで調整可能です。

上あごの部分に折り目を入れて、立体感を出します。

上下は変えないで、裏返します(水平方向に180°回転)。

左右とも、上から3枚目の縁を細く切り、ひげにします。切り取ってしまわないように注意しましょう。

表に返し、角を段折りにします。ストレートな角がお好みの場合は、省略して構いません。

龍の頭部が完成しました。

頭だけ単独で作るから、折り方も簡単だったよ!いよいよ組み立てだ!

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龍の組み立て方

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