オリジナル迷路の書き方
迷路の書き方はいくつかあります。今回ご紹介する方法は、難易度のコントロールがしやすい「大雑把な迷路を徐々に複雑にする方法」です。線をかくだけで簡単に迷路ができて楽しいので、ビー玉迷路工作や夏休みの自由研究の参考にしてみてくださいね。
①迷路の外枠とスタートとゴールを書く
迷路の外枠の線を書き、スタートとゴールの位置を決めます。スタートとゴール位置が決まったら、そこで外枠を分けてみましょう。
スタートとゴールを中心に色分けしてみました
スタートとゴールを中心に外枠を上下2等分にしました。わかりやすくするためにここでは「ネイビー・ピンク」に着色しています。
②外枠の上下から壁をのばす
まずは、ざっくりと「壁」を書きます。ここではまだ曲がったり、複雑なカーブをする必要はありません。まっすぐ平行線でOKです。行き止まりになってしまうので、交差しないように気をつけましょう。
外壁から内壁を生やすイメージで書く
外壁から内壁を生やすイメージで、内壁の一辺を壁につけて長さの違う平行線を書いていきます。ピンクとネイビーの線がつながると行き止まりになるので、絶対につなげてはいけません。最初の壁は「短め・スカスカ」くらいでよいでしょう。
③上下の壁を複雑にして完成
平行に引いていた線を少しずつ複雑にしていきます。ベースの壁から短い壁を生やして分岐や行き止まりを作ります。ルールは「ピンクとネイビーを繋げない」ことだけですので、自由に線を書きましょう。まずはピンク、次にネイビーと順番に作業するとこんがらがりません。
一気に迷路らしくなります
複雑にすれば一気に迷路らしくなります。ピンクとネイビーの線が触れ合っていなければ「ゴールできる迷路」になっています。思い切ってどんどん複雑にしてみてもよいでしょう。
完成です
わかりやすく色分けしていた壁をネイビー1色に揃えました。上下の壁が触れあっているところがなく、ゴールできる迷路ができています。
迷路ができたらまずは答え合わせを
迷路ができたら、人に遊んでもらう前にまず自分で答え合わせをするとよいでしょう。スタートからゴールまで一本線でつながれば完成です!物足りなければさらに道を増やしても楽しいですよ。
最後に、手作りのビー玉迷路実例をご紹介いたします。オリジナルビー玉迷路作りの参考になさってくださいね。
出典:筆者制作イラスト