ダメージジーンズとは
ダメージジーンズとは、履き古して生地にダメージが出ているジーンズを指しています。昨今では、新品のジーンズを加工してダメージがあるように手作りされたジーンズを指しています。ジーンズのセルフリメイク方法としても紹介されています。
ダメージジーンズは作り方次第でセルフリメイク可能
市販されたダメージジーンズは、自分の膝の位置に合わずさらに壊れてしまったり、クラッシュ位置によっては「下着が見えそう」というような場合もあるようです。ダメージ加工のやり方を覚えると、安く購入できるジーンズでダメージジーンズが作れます。
ダメージジーンズの作り方
自分の家にあるもう履かないレディーススキニーや、気に入らないシルエットのジーンズを使ってダメージジーンズを作ってみましょう。家で簡単に作れるうえ、家にある資材でチャレンジできるます。手持ちのジーンズをDIYリメイクでかっこよく決めてみませんか?
ダメージジーンズの作り方【材料】
- ジーンズ
- はさみ、カッターやかみそり
- おろし金、軽石ややすりなど
ダメージジーンズの考え方
まず、ダメージジーンズの作り方を覚える前に「どうすればダメージ加工ができるのか」を考えていきましょう。織物は縦糸と横糸が交差することで作られています。これはジーンズを作るデニム生地でも同じです。クラッシュ加工は「横糸を残し、縦糸をとる」ということを基本に行います。
作り方①ハサミやカッターを使う
- ズボンの筒の中にカッターマットを入れる
- 任意の場所に2ヶ所、横にカッターやはさみを入れて切り込みを入れる
- 横糸を切らないように切り込みを入れた間の縦糸をとる
ピンセットでむしり取るように縦糸をとると自然な風合いになるわよ
作り方②カッターを使う応用
カッターを使って大きめに横真一文字に切り開くと、口が大きく開いたクラッシュ部分ができます。1本だけ切れ目を入れるので、縦糸は外しません。バギーパンツなどに試してみましょう。
作り方③おろし金を使う
- ダメージ加工をしたい部分に金属製のおろし金を当て、生地をひっかける感覚で押し当てる
- 糸がほつれてきたら、横糸を残し縦糸をピンセットでとる
- 縦糸を外さず、そのままでもユーズド感の表現ができる
カッターなどを使ったやり方の場合、切り口の周りをおろし金でたたけば、自然なクラッシュ具合になります。
作り方④カミソリを使う方法
ダメージ加工したい部分にカミソリで削るように当てると、表面の糸がそげて薄くなります。はさみやカッターを使ってクラッシュさせる方法とは異なる風合いに。
削りすぎると、穴が開いてしまうのでほどほどに。
ピンセットがあると便利よ。