ダメージジーンズのアタリのつけ方
クラッシュダメージだけではなく長く履きこなしたような劣化感があると、よりダメージ感の印象付けができます。「アタリ」と呼ばれる色が薄くなっている部分は、長く履きこなさなくても風合いづくりが可能です。
アタリの作り方
太ももの外側や、膝下から脛にかけての部位はデニムがすれて薄くなりやすい部位です。また、座りシワなどもできやすくなります。浴用軽石や、粗目のやすりを使って濡らしたデニムをこすってみましょう。デニムをこするときは、縦方向(腰から足元へ)に一方向を心がけてこすりましょう。
ダメージジーンズの加工位置
手作りもいいけれど、やり方によっては失敗してしまうこともあるかもしれません。それだけではなく、あか抜けない仕上がりになることも見られます。どんな位置にダメージ加工を施せばよいのか、その一例を紹介します。
①膝
ポピュラーなDIYの部位です。履いた時に膝にあたる部分にしるしをつけておけば、自然なクラッシュ加工ができます。やり方も簡単ですし、不自然な手作り感が出にくいという観点からもおすすめです。
②膝上
膝のすぐ上の部位なら、大きくクラッシュ加工をしても破れにくいメリットがあります。レディーススキニーなど体の線が協調されるジーンズでも、膝上へのDIYならいやらしさを感じさせません。
③裾
長めの裾を地面に擦って歩くと自然とダメージ加工されるのですが、カミソリで裾を削ってダメージを早める方法もおすすめです。また、裾上げ時に始末せずに切りっぱなしでいれば、糸がほつれてダメージジーンズらしく変化します。
④前ポケット
前ポケットやコインポケットのある部分は、カミソリやおろし金を使うやり方で傷をつけてみるとよいでしょう。たくさん物を出し入れした感じを印象付けられます。ただし、やりすぎるとポケット本来の使い方ができなくなるので注意してください。
薄くなった部分にクラッシュ加工すると、かっこいいですね