はちみつの保存の仕方
はちみつは基本的には腐ることなく、長期間食べられる保存食です。はちみつの性質にぴったりな保存方法と保存場所を知っておくと、おいしいはちみつを味わえます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
保存方法
はちみつは冷蔵・冷凍はせず、常温で保存します。そして保存するときには、しっかりと蓋を閉め、余計なホコリ、ゴミ、湿気などが入らないようにしましょう。しっかりと蓋を閉めることで、はちみつが他のものの匂いを吸収してしまうことを防ぐ効果も期待できます。またはちみつを保存するときは、カビ予防のために蓋を清潔にしておきましょう。パンくずなどがついていると、カビが発生する原因になります。
はちみつの保存の仕方
- はちみつは常温で保存する
- しっかりと蓋を閉める
- 清潔な蓋を使う
保管場所
はちみつは、風通しがよい、冷暗所に保管するのがおすすめです。はちみつは、直射日光に当たると、品質、栄養価、風味が変化してしまいます。また湿気にも弱い食品なので、湿気の多い場所に保管するのは避けましょう。キッチンの上の棚などに保管するのが、料理をするときも使いやすく、保管条件もよいのでおすすめです。
賞味期限切れのはちみつを食べるときの注意点
賞味期限が切れたはちみつは食べられます。ただし、賞味期限が切れたはちみつを食べる際には、注意が必要です。こちらでは古いはちみつを食べる際の注意点をご紹介します。
ラベルをチェック
はちみつのラベルには、原産国、原材料が書かれています。賞味期限の切れた、古いはちみつを食べるときには、はちみつのラベルを確認してみましょう。原産国がEU圏(特にドイツ、ルーマニア)だと、厳しい検査をクリアしているので安心です。また原材料は純粋にはちみつだけでできているのかを確認しましょう。水あめなどの混ざりものがあるはちみつや、複数の養蜂場で採れたはちみつを混ぜてできているはちみつは、傷みやすいので注意が必要です。
未開封かチェック
賞味期限が切れたはちみつを食べるときの注意点として、未開封か開封されているのかを確認しましょう。一般的に、保存状態がよければ腐ることがあまりないといわれているはちみつです。未開封で保存状態がよければ、食べられると考えてもよいでしょう。一方、開封されたはちみつは、使い方次第ではカビが生えている場合もあります。保存されていた状態、きちんと蓋がされていたかを確認して、食べるか検討しましょう。
賞味期限が切れのはちみつ活用方法3選
保存状態のよいはちみつは、賞味期限が切れても食べられます。しかし、中には抵抗がある人もいるでしょう。そんなときには、捨てずに活用してみてはいかがでしょうか。こちらでは、はちみつの活用方法を3つをご紹介します。
①はちみつ風呂
はちみつには保湿効果があります。お風呂にはちみつを入れて、入浴してみてください。肌がしっとりとします。特に乾燥しがちな冬にはおすすめです。お風呂に入れるはちみつの量の目安は、はちみつ大さじ2~5程度を浴槽に入れましょう。お好みに合わせて、エッセンシャルオイルを数滴はちみつに混ぜて、入浴剤として使うのもおすすめです。
②はちみつ洗顔&シャンプー
普段使っている洗顔料にはちみつを数滴混ぜると、もっちりとした泡になり、やさしく洗顔できます。しっとりとした洗いあがりで、はちみつの保湿効果が期待できるのでおすすめです。そしてシャンプーにも数滴はちみつを混ぜて、洗髪してみてください。シャンプーに混ぜて使っても、保湿効果が期待できますよ。ぱさぱさの髪に悩んでいる人におすすめできる、はちみつを使った美容法です。
③切り傷&やけどの薬
賞味期限の切れたはちみつの使い道には、美容だけではなく、薬としての使い道もあります。はちみつは、特に切り傷ややけどに効果的です。切り傷の場合は、患部を清潔にしてから、はちみつを塗り、絆創膏を貼ります。やけどの場合は、よく患部を冷やした後に、はちみつを塗りましょう。注意点としては、純正のはちみつを使うことです。
まとめ
はちみつについて賞味期限のことから賞味期限の切れたはちみつの活用方法までご紹介しました。はちみつは、お菓子作り、料理に活躍する万能保存食材です。この機会に、お家にあるはちみつを使ってみてくださいね。
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