合わせ酢で作るかんたんレシピ3選
合わせ酢の作り方を覚えたら早速なにか作ってみましょう。最初に合わせ酢を作っておくとことで調理の途中や仕上げにかんたんに使えるのでおすすめです。
主な合わせ酢の種類と向いている料理
種類 | 向いている主な料理 |
---|---|
二杯酢 | 青背魚・かに・たこ・かきなど、魚介類 |
三杯酢 | 魚介類・海藻・野菜など万能の味付け |
土佐酢 | 白身魚の煮物・貝類・たけのこ水煮・トマトのあえ物 |
すし酢 | 手巻き寿司のご飯・ちらし寿司・いなり寿司・のり巻き |
甘酢 | なます漬け・しょうが漬け、甘酢あんかけ |
南蛮酢 | 魚介類・肉のから揚げのあん |
酢味噌 | 魚貝類・海藻・茹でた野菜などのあえ物 |
ごま酢 | 野菜・魚・肉のドレッシング、あえ物 |
ピクルス液 | 野菜の酢漬け |
タコの二杯酢の和え物
きゅうりにはあらかじめ塩(分量外)を振っておく作り方ですので下味が付きます。たこの足は旨味が凝縮されているので、二杯酢で和えるとたこからだしが染み出ます。あらかじめ作っておいた二杯酢に切っておいたたこをからめておくのもおすすめ。おかずとしての一品として、お酒のあてにしても美味しく食べられます。
材料
- 二杯酢(酢・大さじ2、醤油・大さじ2)
- 刺身用たこの足
- きゅうり 1本
- 乾燥わかめ 適量
- 白ゴマ 適量
作り方手順
- 二杯酢の分量で混ぜ合わせておきます
- きゅうりはお好みの厚みに切り、さっと塩(分量外)をして5分くらいおきます
- 乾燥わかめを使う場合はここで水でもどしておきます
- 刺身用のたこの足を食べやすいサイズに切り分けます
- きゅうりから水気がでているので軽く絞り、水気をきります
- わかめの水気を手でぎゅっと絞ります
- 切っておいたたこの足ときゅうり、わかかめを器に盛り、二杯酢をまわしかけます
- 仕上げに白ゴマを振りかけて完成
アジの三杯酢漬け
小アジや豆あじがたくさん手に入ったら三杯漬けにするのがおすすめです。頭と内蔵を取ったアジに片栗粉をさっとまぶして素揚げしたら三杯酢に漬けるだけなのでかんたんです!お好みで玉ねぎのスライスやみょうがなどを入れても美味しくいただけます。
材料
- 小アジ 15~20匹
- 酢 大さじ5杯
- 醤油 大さじ5杯
- 砂糖 大さじ3杯(好みで調整してください)
- 片栗粉 30~50g
作り方手順
- 三杯酢を作ります
- アジの頭と内蔵を取ろのぞき、さっと洗い余分な水分をキッチンペーパーで拭き取っておきます
- ビニール袋に片栗粉とアジを入れて、アジに片栗粉をまぶします
- 余分な片栗粉を軽くはたき落としながら180℃に熱した油で4~5分くらい揚げます
- 揚げたアジを作っておいた三杯酢に漬けて30分くらいおいたら完成
鶏肉の甘酢あんかけ
鶏肉のから揚げと野菜を使って、甘酢や南蛮酢をからめると豪華な一品になります。食べ応えもあり、止まらない美味しさで年齢問わず美味しくいただけます。酢は黒酢を使うことでさらにコクのある味わいになります。
材料(3~4人前)
- 黒酢 大さじ3
- 醤油 大さじ3
- 砂糖 大さじ2
- 鶏もも肉 2枚
- 玉ねぎ 1個
- ピーマン 2個
- かぼちゃやなす 適量(かぼちゃを使う場合は先にレンジで加熱しておきます)
- 片栗粉 大さじ3(鶏肉にまぶす用、あん用)
- 塩 小さじ1/2
- ビニール袋に一口大に切った鶏肉と塩を入れて10分くらいおいておきます
- 1の袋に片栗粉を入れてまんべんなくあわせます
- 酢と醤油・砂糖を混ぜて合わせ酢を作り、片栗粉大さじ1も混ぜておきます
- フライパンで多めの油で鶏肉を揚げ焼きにします
- 3で作っておいた甘酢に揚げ焼きした鶏肉を入れます
- 野菜を炒めて、5を合せます
- ほどよくとろみがついたら完成
3.で合わせ酢を作るときに片栗粉も一緒に混ぜておくことで、とろみのあるあんになります!
まとめ
合わせ酢の分量を覚えておくと料理によって味付けのバリエーションが変えられます。ご紹介したように手作りの合わせ酢は難しくないので、いくつか自分の黄金比率を知っておくといいですね。ぜひ、こちらの作り方を参考になさってみてください。面倒な場合は市販の「かんたん酢」などの調味酢を使うのもおすすめです。
酢と醤油の量は必要に応じて加減してください。お子さんが食べるなど、甘みを強くしたいときは砂糖を増やすなどしてもOK!