シャボン玉を飛ばす道具
手作りの液ができたら、シャボン玉を飛ばすための道具が必要となります。専用のものもありますが、身近にあるもので巨大シャボン玉や小さいシャボン玉を飛ばせたら、さらに楽しさが増すことでしょう。ではどんなものが使えるのでしょうか。身近にあるもので使える道具をご紹介します。
うちわ
貼り付けてある紙を剥がして、うちわ骨だけを使用します。たくさんの小さいシャボン玉をかんたん飛ばせるので、お子様に大人気のアイテムとなっています。強く仰ぎすぎると膜が壊れてしまうので、やさしく仰ぐのがコツです。均等に液をつけるのもポイントとなります。
うちわを振り回して、液が目などに入らないように注意してね!
ハンガー
ハンガーを使うと、巨大シャボン玉ができます。そのままの形でもいいですが、針金ハンガーの形を丸や四角に整えてから液につけ、持ち上げながらハンガーを仰ぐと、神秘的なシャボン玉ができます。液が均等につくように、桶などの広い容器を使用するのがコツです。
針金ハンガーの形を変えるときは、ケガをしないよう注意しなくちゃ!
ストロー
ストローに切り込みを入れて使う方法がありますが、そのストローにもうひと工夫。紙コップやヤクルトの容器に穴を開け、切り込みを入れて花が咲いた感じのストローを差し込み、テープで止めます。紙コップのふちに液をつけて吹くと、大きいシャボン玉ができるので、ストローに飽きたかたは試してみてください。
割れにくい巨大シャボン玉の作り方のコツは?
作り方のコツ①洗剤の配合
使用する洗剤や石鹸などのメーカーにより、配合や分量が多少違ってきます。手作り液に正確な決まりはないので、少しずつ配合を変えて微調整すると、割れにくい大きなシャボン玉作りに成功します。食器洗い用洗剤の界面活性剤の含有量でも膜のできかたが違うので、ちょうどいい液になるまで調整してください。
ペットボトルのキャップは5mL、普通サイズの紙コップは200mL測れるのよ!
洗剤などの分量を測るときに覚えておくと便利ね!
作り方のコツ②材料
巨大なシャボン玉を作るには、材料がポイントとなります。「手作りシャボン玉液の材料」でもご紹介したとおり、膜に強度をプラスするのがコツとなります。強度を出すためには、洗濯のりなど粘着性のあるものを加え、砂糖などで乾燥を防ぎましょう。これらを混ぜる割合によって、割れにくい虹色がかったきれいな巨大なシャボン玉ができる液が完成します。
作り方のコツ③道具
広い公園などで楽しめるのが巨大なシャボン玉です。巨大な膜を作るには、大きい道具が必要となります。針金などで手作りするのは大変な人は、紐や細めのロープを使って楽しみましょう。棒に紐を結んで輪になる部分を作るだけで、かんたんに巨大シャボン玉のための道具ができます。紐だと液につけるのもかんたんなので、おすすめです。
次のページでは、シャボン玉づくりを楽しくするアイデアをご紹介します。
出典 : 写真AC