たんぽぽコーヒーとは
たんぽぽコーヒーとは、たんぽぽの根っこを洗い刻んで乾燥、焙煎をしたものです。たんぽぽコーヒーは飲む以外にもお菓子作りやお料理にも使えます。
たんぽぽコーヒーはカフェインゼロ
たんぽぽコーヒーは、普通のコーヒーとは違いカフェインが入っていません。また、母乳の出や質をよくしてくれるといわれていますので妊婦の方、授乳中の方にもおすすめのコーヒーです。
おいしいたんぽぽコーヒーの作り方
たんぽぽコーヒーの材料
(材料)
- たんぽぽの根っこ(300g)
作り方①たんぽぽの根っこを洗って切る
- たんぽぽの葉っぱの部分はハサミで切り落とし根っこの部分だけ使います。根っこに付いている土やドロをきれいに洗い流してから金だわしで根っこや皮ごと落とすように洗います。
- たんぽぽの根っこを5mmから1cmを目安になるべく細かく刻み切ります。
- 土や泥がまだ残っているかもしれないので少しの間、水につけておきます。
切るときのポイント
- たんぽぽの根っこの太い部分は乾燥しづらいのでなるべく細かく切り刻みます。
作り方②天日干しで乾燥する
- 水につけておいたたんぽぽの根っこの水気を取ります。
- 直射日光が当たる場所でキッチンペーパーまたは、ざるや新聞紙の上に重ならないように平らにを広げて2~3日天日干しをします。
- たんぽぽの根っこが乾燥しきっていない場合は、耐熱皿にキッチンペーパーをひき、たんぽぽの根っこを広げて電子レンジで600wで3分加熱、一度混ぜてからさらに3分加熱をします。
加熱
- 電子レンジで乾燥する場合は、必ず水分をふきとってから加熱しましょう
作り方③フライパンで乾煎りをする
- 乾燥したたんぽぽの根っこを厚手のフライパンやお鍋で乾煎りをします。
- 弱火で20分じっくり焦がさないように乾煎りします。
- へらや菜箸で焦げないようにこまめに混ぜます。
- 香味や香りが濃くなってきたら終わりの合図なので、フライパンから出して粗熱が取れるまでさまします。
焙煎
- 焙煎には厚手の鉄製のものがおすすめです。
作り方④ミルを使って粉末にする
フライパンで乾煎りしたたんぽぽの根っこをミルやミキサーで粉末にします。ミルや見るミキサーがない場合は、すり鉢でも代用できます。ある程度細かくなればOKです。
作り方⑤ドリップをする
粉末状にしたたんぽぽの根っこは、普通のコーヒーと同様にドリッパーでおとします。
- 1杯分の目安はティースプーンひとさじ分です。
- たんぽぽコーヒーに甘さを出すなら、上白糖よりもキビ砂糖を使う方がいいでしょう。お好みで豆乳を使ってもOKです。
残った粉末は保存
余ったたんぽぽの根っこの粉末は、保存用のビンに入れて常温保存が可能です。長期保存は風味が落ちてしまうので、できるだけ早めに使い切りましょう。
出典:写真AC