ボンベキットの作り方
ミドボンは単体では使うことができません。ボンベ内の圧力がが6気圧以上もあるため、取り扱いを間違えると爆発の可能性が考えられます。安全に使うためにも、圧力を下げるためのレギュレーターなどを設置する必要があります。ここからはボンベキットと称し、炭酸水を作るための器具の取り付け方を紹介します。
必要な材料・工具
- レギュレーター
- 耐圧チューブ
- ライトカップリングプラグ
- マイクロカプラソケット(ライトカップリングプラグに径が合うもの)
- モンキーレンチなどの工具
ミドボンに対応したレギュレーターの商品例
ボンベ内の圧力や減圧後の気体(液化炭酸ガス)の圧力が確認できるレギュレーターです。水槽用の製品ですが、食添用液化炭酸ガスのボンベにも使用可能です。説明書も丁寧に書かれてあるので、初めてガスボンベとレギュレーターを取り扱う人におすすめです。
作り方①必要部品の取り付け
- ミドボンのバルブが締まっていることを確認する
- ミドボンのキャップを外し、レギュレーターを取り付ける
- レギュレーターにチューブとカップリングプラグを取り付ける
作り方②カプラソケットの取り付け
炭酸水が入っていたペットボトルのふたに指定された口径の穴をあけ、カプラソケットを設置します。ふたの表面にソケットをつけ、裏面からボルトをはめて固定します。ふたの穴あけは電動ドリルの利用が便利です。
これで自作ボンベキットは完成じゃ。
緑のボンベを使った自家製炭酸水の作り方
自作の炭酸水を作るためのボンベキットができたら使い方をマスターしましょう。いくつか注意点もあるので、必ず守ってください。
ペットボトルの準備
炭酸飲料が入っていた1.5L入りのペットボトルを準備します。同じ炭酸飲料の500mLペットボトルでもよいのですが、材質によってはガスの圧力に耐えられず途中で壊れてしまうことがあるようです。
作り方
- ペットボトルに水を8割ほど入れ、空気を抜く
- カプラ付きのふたをつける
- ミドボンのチューブをカプラに接続する
- レギュレーターを確認し、ミドボンのバルブを開ける
- ガスを注入しながらペットボトルを振り、ガスが入らなくなるまで続ける
バルブを閉めてから、チューブをカプラから外します。
レギュレーターは、工具でしっかり締めること。バルブを開けたときに部品が吹き飛ぶ可能性あり。