ファスナー付けを覚えよう!手軽に作れるファスナーポーチの作り方

ファスナー付けを覚えよう!手軽に作れるファスナーポーチの作り方

ファスナーがついたポーチはあらゆるところで便利に使えます。中にはピッタリサイズのポーチが見つからないと悩む人も。それなら自分で手作りましょう。ここではファスナーポーチの簡単な作り方を紹介します。ファスナーを使った作り方のアレンジバリエも併せてお伝えします。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ファスナーの種類
  3. 3.ファスナーポーチの作り方【基本のポーチ編】
  4. 4.ファスナーポーチの作り方【裏地付きポーチ編】
  5. 5.ファスナーポーチの作り方【キャラメルポーチ編】
  6. 6.ファスナーつけは手縫いではできない?
  7. 7.まとめ

ファスナーポーチの作り方【基本のポーチ編】

出典:筆者撮影

ここからは、フリー型紙を提供して、ファスナーを使った基本の財布(コインパース)のかんたんな作り方を紹介します。ミシンを使うとあっという間に手作りできる方法ですので、ミシンを持っている人はぜひファスナー付けにチャレンジしてみましょう。

ちょっと時間がかかりますが、手縫いでも大丈夫ですよ。

材料

出典:筆者撮影

  • ファスナー(トメ) 12cm 1本
  • 生地 縦12cm×横15cm 2枚(型紙は縫い代込み)
  • ミシン、ミシン糸、ファスナー押さえ

100円ショップでもかんたんに揃う材料ですね。

ファスナー押さえとは

出典:筆者撮影

ファスナーの務歯やスライダーに干渉しない布押さえです。「片押さえ」などと呼ばれることもあります。ファスナーをミシンで付ける場合は、必ずこの押さえを使って縫います。ミシンの機種によってアタッチメントを購入する必要があるので、お手持ちの取扱説明書をご参照ください。

作り方①ファスナーと生地の下準備

出典:筆者撮影

ファスナーの端が縫い目に干渉しないよう、図のように端を折り、手縫い用糸で留めておきます。4ヶ所ともすべて手縫い糸で縫い留めておきましょう。この時点で、ファスナーの中心と布の中心に合印をつけてください。また、本体布は4辺とも端かがりをして、かんたんにほつれ止め処理をします。

手縫いの場合は端かがりをせず、最後にバイヤスで本体布をくるんで処理します。

作り方②本体布にファスナーをつける

出典:筆者撮影

ファスナーを表面が見えるように配置します。スライダーは完全に閉めた状態で、右手側に置きましょう。生地を裏面を上にし、ファスナーの上端と合わせます。中心の合印を合わせると左右のずれがなくなります。マチ針で固定したら、ミシンで縫い代5mm幅で縫い合わせます。

もう反対側も同様にミシン縫いして、両方縫い合わせて下さい

作り方③押さえミシンをかける

出典:筆者撮影

まっすぐ縫えたら、ファスナーと布が浮かないようにコバスステッチを入れます。コバステッチは左右の縫い代1cmは避けて入れましょう。ファスナー口が近く、ミシンステッチが難しい場合は割愛しても構いません。丁寧にアイロンで抑えるなどして布をなじませてください。

ミシン糸は布と同色で、目立たないようにすれば曲がっても大丈夫!

作り方④本体布を縫い合わせる

出典:筆者撮影

はじめにファスナーを中心部分まで開けておきます。ここが表への返し口になるので、必ず開けてください。本体布を中表に合わせ、縫い代1cmのところで縫い合わせます。①の手順で紹介したファスナーの処理部分にかからないように気を付けながら縫い進めます。両脇と底の3辺を縫い合わせたら、表に返して完成です。

かんたんにかわいい財布が作れました!大きさを変えてアレンジできそうです。

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ファスナーポーチの作り方【裏地付きポーチ編】

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