パネトーネのアレンジ方法7選
①トーストする
パネトーネの食べ方の定番アレンジは、トーストすることです。作り立てのパネトーネはふっくらしていておいしいですが、日がたってしまうとやはり乾燥してぱさぱさしてきます。そんなときにトースターで焼けば、ラスクのような食感になります。もし、ふっくらしたパネトーネをもう一度食べたい場合は、水を少しかけることで粉っぽさがなくなり、ふっくらした食感に戻すことができますよ。
②アイスを添える
バニラアイスを添えると一気にゴージャス感が増し、とてもおいしくなります。クリームをのせる食べ方もありますが、アイスを添えることで「冷たいもの×熱いもの」というメリハリの効いた組み合わせになって、おすすめです。出来たてのパネトーネをアイスと食べるのもいいですが、トーストしたパネトーネと一緒に食べてもおいしいですよ。
③フレンチトーストにする
パンの代わりに、パネトーネを牛乳と卵を溶いたものにつけて焼くだけ。最近イタリアの若者たちの間ではやっている食べ方です。あまり手間もかかりませんし、日がたったパネトーネを上手に消費することもできます。また、牛乳とドライフルーツの優しい甘さがマッチして、絶品だと話題です。ヨーグルトなどを添えて朝食に食べるのもおすすめです。
④ケーキにする
パネトーネの上に生クリームや粉糖をかけることでケーキになり、誕生日にも使えます。カップケーキサイズのパネトーネにトッピングしたら、ひとりずつ配れますし、逆にホールの大きなサイズならば特別感が一層増していいでしょう。おすすめはパネトーネを半分に切って中に生クリームを挟むレシピです。ドライフルーツも入っているので、ボリュームのあるケーキが作れます。
⑤ドライフルーツをナッツに変える
本記事のパネトーネのレシピではドライフルーツを使ったものを紹介しましたが、代わりにナッツを使うのもいいでしょう。ナッツを混ぜ込むときは、袋にナッツを入れて、たたいて細かいサイズにしてからに混ぜるようにしてください。ナッツ入りのパネトーネだと少し甘味が足りないと感じたら、はちみつや粉糖を上にかけて食べるのもおすすめです。
⑥蒸してしっとりさせる
パネトーネを作るときに、強力粉や薄力粉をおからパウダーに変えることでぐんとカロリーを落とすことができます。確かに本来のパネトーネとは味が変わってきますが、ドライフルーツを使うことで味を似せることができ、満足感のあるお菓子になります。また、日が経ってしまい固くなったパネトーネは、蒸し器で5分ほど蒸すとしっとりして柔らかくなります。
⑦シュトーレンにする
シュトーレンの食感はパネトーネと比べて少し硬いですが、ドライフルーツが使われている点やラム酒が使われている点で、どことなく風味が似ています。そのため、できあがったパネトーネの上に粉糖をまぶしてアレンジを加えれば、あっという間にシュトーレンに生まれ変わります。シュトーレンにアレンジする際は、シュトーレンのレシピも参考にしてみてください。
パネトーネの保存方法
パネトーネは常温で保存するのが一般的です。冷蔵庫には入れてしまうと、固く冷たくなってしまい、本来の風味が失われてしまいますのでおすすめできません。パネトーネ菌はカビなどが生えにくく長期保存が可能な菌ですが、やはり直接日の当たらない涼しいところで保存するのがよいでしょう。
パネトーネの日持ち日数
パネトーネは日持ち日数が長いお菓子です。ちゃんとしたパネトーネ菌を使っていれば、1か月ほどはもつともいわれています。大きなサイズのお菓子は一気に食べられないものですが、パネトーネは数日に分けて食べられるのが魅力的ですね。もちろん、早めに食べるのに越したことはありません。2週間ほどで食べきってしまうようにしましょう。
パネトーネが買える場所2選
①ドンクのお店
パンで有名なドンクにもパネトーネが販売されています。304gで1188円とすこしお高めですが、ドンクのパネトーネ製造方法はミラノから直接技術を習得されているので、納得の味わいです。また、特殊な紙型を使って製造しており、イタリア本場の味を楽しめます。身近にあるお店で手軽に本場のパネトーネが食べられるのでぜひ購入してみてください。
②winters社
winters社のパネトーネは楽天やAmazonなどの通販で買うことができ、900gで1000円ととてもお手頃な値段で買えますよ。ドライフルーツがたくさん使われており、サイズも大きいのでパーティーにもちょうどいいサイズです。友達や親戚へのお土産として持参するのもいいでしょう。
まとめ
今回はパネトーネの作り方とおすすめの食べ方7選をご紹介しました。日持ちするパネトーネは焼いて終わりでなく、様々なアレンジ方法があって食べ飽きません。パーティーなどに持っていってもたいへん喜ばれるケーキです。本場イタリアの味を楽しみたいなら身近なお店で購入してもよいですし、手作りのパネトーネを家族や友人と楽しみたいときは、ぜひ腕によりをかけておいしいパネトーネを焼き上げてみましょう。
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