アジを姿造りにしてみたい!
姿造りとは刺身の盛り付け方の一つです。魚の頭から背骨、尾までのあらの部分を盛り付けに使います。魚の新鮮さや本来の姿がアピールでき、豪華に見えるので人気です。一見難しそうに見えますが、アジは大きさも値段も手ごろで、初心者でも姿造りに挑戦しやすいかもしれません。頭付きでさばくコツや盛り付けのポイントを、写真で詳しく説明します。
アジの姿造りに必要な道具
刺身包丁、出刃包丁、骨抜き、うろこ取り
アジを姿造りにする際に持っていると便利な道具は、写真のような刺身包丁、出刃包丁、骨抜きです。アジはうろこが小さく取れやすいので、うろこ取りは必要ありません。刺身包丁は万能包丁でも代用できます。出刃包丁は、小出刃(こでば)と呼ばれる小ぶりなもので十分です。姿造りでは背骨を断ち切ることはないので、万能包丁1本でもさばけないことはありません。
和包丁には右利き用と左利き用がある
もし、これから本格的に魚をさばくことに挑戦していきたいのであれば、包丁を買い求めるのもよいでしょう。注意したいのは、出刃包丁や刺身包丁などの和包丁は片刃であり、右利き用と左利き用があることです。写真の包丁は右利き用になります。左利きの方は反対の面に刃のついた左利き用を求めましょう。
アジの姿造りの材料
アジは1年中出回っていますが、3月下旬~8月が脂がのって美味しいとされます。新鮮で美味しいアジの見分け方は次の通りです。
- 目が黒く澄んでいる。
- 身体の表面が輝いていてハリがある。
- うろこがついている。
- えらが赤い。
- 腹がかたく、尻がしまっている。
- 身が厚い。
アジを頭付きで三枚におろす
アジはできるだけ新鮮なうちに下処理をしましょう。うろこやぜいごの処理、頭付きで三枚におろす方法、内臓や骨の処理についても写真で説明します。うろこ取りから内臓処理までの過程は、まな板や周囲が汚れやすいです。写真ではまな板上で作業していますが、家庭ならまな板の上に新聞紙を敷いて作業するとよいかもしれません。
出典:銀座渡利のYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=Iqdw93m_gpM