イサキのさばき方を知りたい!
イサキは、刺身や焼き魚、煮魚や唐揚げなど、いろいろな種類の食べ方ができる魚です。釣りの対象としても人気です。イサキとはどのような魚なのでしょうか。また、さばき方や保存方法についてご紹介します。
イサキとは
イサキはスズキ目イサキ科の白身の海水魚です。旬は晩春~夏で、成魚は全長45cmにもなります。幼魚には体側の上半分に3本の黄色い縦じまがありますが、成長するにつれて模様が薄れていくのが特徴です。1kgを超える大型の個体は高級魚として扱われますが、近年では型が小さくなっています。真鯛よりやわらかくて脂肪が多いです。
イサキの鮮度の見分け方
イサキは新鮮でも目が濁りやすい魚なので、目では鮮度を見分けられません。身のハリやつやのよいもの、ずんぐりと丸みを帯びたものを選びます。
イサキのおろし方
イサキの調理は、まずおろし方から始まります。買い求める場合、店によっては下処理をお願いすることも可能です。しかし釣った場合は自分で処理しなければなりませんし、自分で魚をさばけたらかっこいいかもしれません。イサキの特徴を踏まえたおろし方のコツをご紹介しましょう。
イサキのさばき方①うろこを取る
まず、うろこを取ります。イサキの身体は細かいうろこでびっしりと覆われ、ざらざらした質感です。うろこ取りを前後に動かしながら、尾側から頭側へと進めましょう。各ひれのつけ根までていねいに取るのがポイントです。取りにくい部分のうろこは包丁で取ります。家庭では新聞紙を敷いて作業すると後始末が楽かもしれません。
イサキのさばき方②頭を落とす
イサキのさばき方③内臓を取る
イサキのさばき方④血合いを取る
イサキのさばき方⑤洗って水気を取る
イサキのさばき方⑥おろす
柵(さく)の状態にする
三枚おろしにした切り身には、まだ腹骨と血合い骨、皮が残っていて食べにくい状態です。調理しやすいように、柵(さく)の状態にしていきましょう。
出典:銀座渡利のYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=1VFaRU5nH04