スライサーとはどんな調理器具?
スライサーは食品を薄く切る際に便利な調理器具です。その用途は、野菜の千切りや輪切りはもちろん、包丁では難しい渦巻き状のカットなど多岐にわたります。料理は食材の切り方で味や見た目の美しさが変わるものです。スライサーは包丁では出せない均一な仕上がりと、食材の美味しさを簡単に引き出してくれます。
時短便利グッズ
スライサーは忙しい現代人の救世主
スライサーは忙しいかたの調理時間の短縮に一役買います。料理に欠かせない千切りなどの「切る」工程は手間がかかります。子育てや仕事をしているかたであれば、料理は手早く済ませたいと思うのではないでしょうか。そのようなときに包丁ではなくスライサーを使えば、固い野菜が簡単にカットできます。しかも、薄く切ることで火がとおりやすくなるため、煮込む手間が省けます。
スライサーがあれば、主菜・副菜・汁物と毎日手軽に作れそうですね!
料理初心者でも使いやすい
スライサーを使えば料理の幅が広がる
包丁は得意・不得意に分かれますが、スライサーは料理初心者のかたでも簡単に使いこなせます。店に出てくるような渦巻き状の野菜サラダや肉巻きレシピを作るときも、スライサーがあれば便利ですよ。包丁で切るよりも野菜を薄く切ることでかさが減るので、たっぷりと食べられるでしょう。またスライサーは、包丁に苦手意識を持っているかたにとっても助かるアイテムといえます。
スライサーの種類
手動式と電動式の2種類
スライサーは手動式と電動式があり、それぞれメリットとデメリットがあります。使いやすさや安全性などの特徴を確認して選ぶとよいでしょう。
手動式のスライサーは100円ショップで購入できる安価なものから、高機能、高単価なものまで種類はさまざまです。複数の食材を1台でカットする「オールインワン」や、「キャベツの千切用」など特定の野菜専用のスライサーもあります。手動のスライサーは量を自分で調節できることや、使いたいときに簡単に取り出せる手軽さがメリットのひとつです。
電動式
電動式のスライサーは、食材を入れてスイッチを押すだけと操作が簡単なのが特徴です。手動式より安全性に優れています。少し値段は張りますが、家族の人数が多く大量の野菜を調理する場合の時短となり重宝する調理器具です。手動式のスライサーで手が疲れるときにもおすすめです。洗う手間や収納場所の確保は必要ですが、一度電動スライサーを使ったら、その仕事の早さに驚くかもしれません。
便利で人気なスライサーおすすめ5選
「毎日の料理が時短になる便利で使いやすいスライサーを見つけたい!」と思っても、たくさんある商品の中からどれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。そこで、まずは5つのスライサーをチェックしてみましょう。実際に使って口コミが多かった使いやすく最適なものばかりですよ。
【京セラ】日本製スライサーファインセラミック
料理初心者におすすめのシンプル構造
京セラ 日本製 スライサー ファイン セラミック ホワイト 3段階厚み調節 漂白 除菌 対応 プロテクター 付き Kyocera CSN-182WHP
参考価格: 1,150円
Amazonのスライサー・カッター売れ筋ランキングでベストセラー1位に輝いたことのある人気商品です。シンプルな構造で使いやすく、スライスの厚みが3段階選べます。キャベツの千切りも簡単で、ふわふわの仕上がりが実現する優れものです。本体の幅が9.5㎜とスリムなので、壁掛け収納をすれば簡単に取り出せ、洗った後の置き場所にも困りません。
【ベンリナー】スーパーベンリナーNo.95
料理中級者以上におすすめのまさにプロの仕上がり
ベンリナー スーパーベンリナーNo.95 スライス幅(まな板幅)95mm
参考価格: 4,162円
スーパーベンリナーは抜群の切れ味が特徴です。指先を守る専用の安全器具が付いているので、安全性も問題ありません。食材の厚みも自由自在で、用途に応じた4種類の交換歯が付いており、料理人も絶賛するプロ仕様です。料理にこだわりがある人におすすめです。
安全ホルダー付き多機能野菜カッタースライサー
料理の幅を広がる便利な多機能付き
安全ホルダー付き 多機能ない 皮むき器付き 使用安全 ニンジン 大根 キャベツ
参考価格: 1,899円
人間工学に基づいた構造で、使いやすさが特徴の多機能スライサーです。「薄切り」「おろし」「千切り」「花形」とマルチに活躍します。滑り止めハンドル付きで使いやすさもポイントです。一つひとつの構造を見ると洗う手間はかかりそうですが、料理の幅は広がるでしょう。ワンランク上のスライサーをお求めのかたにおすすめです。
【ののじ】おろし器サラダおろし
1台で複数の野菜に対応手軽さが人気
ののじ おろし器 サラダおろし ハンディタイプ グリーン LDS-01
参考価格: 1,036円
軽く刃に野菜を当てるだけで、一気に細切りができます。使いやすさと触感を追求しており、簡単なのに角のない「シャキッ」とした歯ごたえのサラダが作れます。持ち手のグリップ部分には握りやすい工夫が施され、先端部分にもストッパーが付いているので、使っている途中に生じるズレがなく安全性もバッチリでしょう。フードトレイ付きで食材が散らからず衛生的です。
【パナソニック】フードプロセッサー
大量の食材のスライスがスイッチ一つで楽
パナソニック フードプロセッサー 1台8役(きざむ・する・混ぜる・おろす・粗おろし・こねる・スライス・千切り) 離乳食 MK-K81-W
参考価格: 14,648円
1台で「きざむ」「する」「混ぜる」「おろす」「スライス」ほか、8役もこなす驚きの機能付きで、Amazonフードプロセッサー売れ筋ランキングでベストセラー1位を獲得したこともあります。手動とは違い、作業中のけがの恐れがなく安全です。電動スライサーの便利さを知ると手動に戻れないとの声もあるくらい、長期間大切に使える調理器具です。
スライサーを使った時短レシピ
「忙しい日に献立を一から考えて材料を準備するのは大変…」と思っているかたは多いのではないでしょうか。そんなときは、作り置きを冷蔵庫や冷凍庫に保存しておくスライサーを使った「作り置きレシピ」が活躍します。夕食のメインのおかずに添えたりお弁当に役立てたりと時短レシピを参考に活用しましょう。
キャベツとわかめのナムル
歯ごたえのよいキャベツとわかめを組み合わせたナムル料理です。そこに海苔や白ごまを混ぜ合わせて風味よく仕上げます。
材料(4人分)
キャベツ:3枚ぐらい
乾燥カットわかめ:大1
★おいしい塩:少々
★ごま油:大さじ1
★醤油:小1くらい
煎りごま:好きなだけ
作り方
- わかめは1分ほど水で戻し、その後水気を絞り、食べやすい大きさに切る
- キャベツはスライサーで細切りにし、電子レンジにかける(600Wで2分30秒)
- 1と2に★を加え、キャベツがしんなりするまで手でもみ込む
- 煎りごまを混ぜて冷蔵庫で冷やして完成
沖縄県の郷土料理人参しりしり
千切り人参と炒り卵で作る沖縄の郷土料理です。スライサーでおろした人参はふわっとした触感で、お弁当にもぴったりのご飯がすすむ一品です。
材料(4人分)
にんじん:150g
ツナ缶:80g
卵:1個
めんつゆ:大さじ3
塩:少々:大さじ1
サラダ油:小さじ2
作り方
- 人参をスライサーで千切りにする
- ツナ缶の油を切っておく
- 熱したフライパンにサラダ油を入れて、人参を炒める
- しんなりしてきたら、ツナ缶とめんつゆを加える
- 塩を加え味を整える
- 溶き卵を全体に回し入れて完成
ちくわとピーマンのきんぴら
素朴な味でどこか懐かしいピーマンとちくわのきんぴら料理です。忙しい朝食作りやお弁当に緑色を足したいときに短時間で作れます。
材料(3~4人分)
ピーマン:4個
ちくわ:2本
白ごま:少々
水:小さじ1
★しょうゆ:小さじ1.5~2
★砂糖:小さじ1.5~2
ごま油:小さじ2
作り方
- ピーマンはヘタと種を取りスライサーで千切りにする
- ちくわは斜め切りにする
- 熱したフライパンにごま油を入れ、ピーマンを炒める
- ピーマンに油が回ったら、水を少し入れ蒸し炒めにする(フタをする)
- ちくわを入れて1分ほど炒める
- ★の調味料を加え、全体に味がなじんだら、白ごまを振りかけて完成
どれも簡単で美味しそうですね!
スライサーの選び方
ここからは、スライサー選びで使いやすさ以外にどんなことに気をつければよいのか、選び方のコツを解説します。
選び方①切れ味
スライサーは使いやすい一方で、刃の切れ味が悪いとけがの恐れがあります。さらに切れにくいと、思わず手に力が入って肩こりの原因にも繋がります。手動のスライサーは刃が狭いものは食材が切れにくい傾向があるので、本体と刃の幅が広く安定した商品を選ぶのがおすすめです(目安は刃幅85㎜以上)。
選び方②安全性
スライサーは包丁と同じく、刃物であることを忘れてはいけません。国民センターが、包丁よりスライサーで指をけがしたときの方が重症化しやすく治りにくいと消費者に呼びかけています。特に、食材が残り少なくなるとけがをする可能性が高いです。いざというときに備えて安全ホルダー付きのスライサーを選ぶようにしましょう。
スライサーでのけがは指先等を削ぎ落とすことになり、包丁等によるけがよりも重症となり治癒しづらい。
選び方③収納のしやすさ
調理器具はキッチン収納や壁掛けできるものが取り出しやすく便利です。その点、電動式のものはどうしても場所を選びます。手動式の中にも大きいサイズのものは「どこに収納するの?」と悩むことがあるかもしれません。事前に収納場所を考えて、スライサーの種類とサイズ選びをすることが大切です。
選び方④機能
花形にしたりみじん切りにしたりと切り方を変えたいときは「多機能付きスライサー」がおすすめです。ボックス型の受け皿にスライサーが複数入っているタイプと、食材によって刃の部分を変えるタイプに分かれています。食材の幅や厚みを変えられるので、アイデア料理が誕生するかもしれませんね。
本記事でご紹介したスライサー
京セラ 日本製 スライサー ファイン セラミック ホワイト 3段階厚み調節 漂白 除菌 対応 プロテクター 付き Kyocera CSN-182WHP
サイトを見るベンリナー スーパーベンリナーNo.95 スライス幅(まな板幅)95mm
サイトを見る安全ホルダー付き 多機能ない 皮むき器付き 使用安全 ニンジン 大根 キャベツ
サイトを見るののじ おろし器 サラダおろし ハンディタイプ グリーン LDS-01
サイトを見るパナソニック フードプロセッサー 1台8役(きざむ・する・混ぜる・おろす・粗おろし・こねる・スライス・千切り) 離乳食 MK-K81-W
サイトを見るスライサーを活用して家事を時短しよう
使いやすいスライサーは時短につながるばかりでなく、料理の幅がぐっと広がります。多機能な商品だけが優秀なわけではありませんので、スライサーの種類と選び方のコツひ参考に、使いやすさと安全性を重視して選んでください。少しでも時短につながるよう、スライサーなどの調理器具を上手に活用していきましょう!
出典:O-DAN