刺身の切り方と盛り付け方
コチの刺身は薄造りにするのがおすすめです。薄造りの刺身は、皮目を上にして尾のほうからできるだけ薄くそいでいきます。包丁の刃を長く使って、引きながら切るのがコツです。切った刺身は上の端を折りたたみます。
1枚切るたびに皿に盛り付けていきましょう。画像のように扇形を重ねた形に盛り付けてもよいですし、円形に盛り付けてもきれいです。すだち、ミョウガ、ネギなどの薬味を添えます。甘みのある引き締まった刺身は、ポン酢ともみじおろしで食べても美味です。
刺身以外のおいしい食べ方
コチは刺身以外の料理にもよく合い、インターネット上にはさまざまなレシピが公開されています。どんな料理があるのか、簡単にご紹介しましょう。
塩焼き
今夜の酒の肴はマゴチの姿焼き!
— H.HIROSE (@hhirose3893) October 22, 2018
まぁーこれは本当に旨い✨
釣り人だからこそ出来る料理🔪
マゴチ料理は刺身が一番だけど、次は煮付けでも味噌汁でも無く塩焼きですね😊
嫁もワンコ達も絶賛です😆
次は旨い白ワインで😋
今週末も頑張って釣って白ワインで行きたいですね✨#マゴチ料理 #マゴチ pic.twitter.com/j2e9yLhcyt
コチは、シンプルな塩焼きにしてもおいしい魚です。小さめのコチならば、内臓とエラとうろこを外して丸ごと調理します。アラの塩焼きもおいしいです。
唐揚げ
コチは唐揚げにすると鶏肉に似た食感だといいます。骨抜きが面倒な腹骨と血合い骨付近の身を、ぶつ切りにして唐揚げにするとよいでしょう。アラの唐揚げもおすすめです。
煮付け
コチは煮付けにしてもおいしく食べられます。画像のように丸ごと煮付けても、切り身を煮付けても結構です。また、頭とカマの部分だけを煮付けてもよく、コチの頬身(隠れ肉)は最高だといわれます。白子の煮付けもおいしいです。
皮と胃袋はポン酢で
マゴチの胃袋入り皮ポン酢。
— 釣りキチたかちゃん (@yamame628) April 13, 2020
サワラの胃袋より茹でると弾力があって食感的にはホルモンのような感じ。
とても美味しいです。 pic.twitter.com/PiRXKjJYRo
コチは、胃袋や皮も珍味です。胃袋は中身をきれいに出して湯引きすると、コリコリした食感が楽しめます。湯引きした皮を合わせ、ポン酢でいただくのがおすすめです。
アラは汁ものに
このアラ汁の為にマゴチ釣ってる感ある。 pic.twitter.com/8XaE97GtZr
— ゆずさく (@yuzusaku39) April 6, 2020
コチのカマや中骨などのアラはよいだしが出るので、潮汁やアラ汁などにしましょう。アラは塩をふって臭みを抜くか、湯通しをして使います。上品で豊かな旨味が贅沢な一品です。
洋食にも
熟成させたマゴチを、
— シャンプー@再現料理人 (@shanpoo_3) April 10, 2018
ムニエルとミニハンバーグに(*´꒳`*)
お刺身も作りました〜✨ pic.twitter.com/Y79RaJWCI0
コチの白身が合うのは和食ばかりではありません。ソテーやムニエル、カルパッチョやアクアパッツァなどの洋風料理にもぴったりです。ワインにも合うおしゃれな料理に変身します。
コチをさばいて味わい尽くそう!
コチは夏の白身魚の代表格で、釣り魚としても人気があります。透明感のある白身はさまざまな料理に利用でき、ネット上のレシピも豊富です。内臓や皮、アラまでもおいしいコチは、捨てるところがありません。コチが入手できたらぜひ自分でさばいて、味わい尽くしてみてはいかがでしょうか。
参考動画
本記事は銀座渡利様のYouTubeチャンネルを参考にさせていただきました。一流料理人が魚料理の技術や豆知識を惜しげもなく伝えてくれます。よろしければぜひご覧ください。
銀座渡利様のYouTubeチャンネルはこちら
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