マナガツオの食べ方①刺身
今日は高級魚✨数量限定
— 個室居酒屋 刻 松戸店 (@kizami_matsudo) May 13, 2019
旬・マナガツオ
お刺身おすすめです😄
脂ののりもいい感じ
てか、巣潜り中出会ったら
こえ~な~😱😱😱#松戸市 #居酒屋 #マナガツオ #飲み放題 pic.twitter.com/ndm3jm0hiU
うろこがしっかりついた新鮮なマナガツオならば、ぜひ刺身で味わいたいものです。皮が気になる場合は、皮を引いてから刺身に切り分けます。皮を引くのが難しいときは、炙り刺身にするのがおすすめです。加熱し過ぎに注意し、皮の下の旨味を味わいましょう。
マナガツオは鮮度が落ちやすく、刺身で食べる機会はまれかもしれぬ。じゃが、マナガツオは切り身にして加熱調理してもうまいぞ。
マナガツオの食べ方②西京焼き
マナガツオは西京焼きが人気です。西京焼きは、京都の西京味噌をベースにして漬け焼きにしたものを指します。西京味噌がない場合や、西京味噌の甘みがお好きでない場合は、普通の味噌で味噌漬けにしても結構です。西京焼きの作り方を解説しましょう。
西京焼きは、他の白身魚や青魚、鶏肉や豚肉で作ってもおいしいぞ。
魚を漬け込む準備
マナガツオはさくのままで味噌床に漬けます。下準備として、マナガツオの両面に塩をふり、30分程度ねかせてください。浮き出してくる臭みのある水分を洗い流し、キッチンペーパーなどでよく水気を取ります。
切り身にして漬け込んでもよいのじゃが、手間がかかる上に、味噌がたくさん必要じゃ。
味噌床を作ります。まず、西京味噌をみりん(甘さを抑えたい場合は酒)で扱いやすいやわらかさにのばしてください。お好みで酒粕を適量入れると風味が増します。均一に混ぜ合わせれば、味噌床の完成です。
味噌床に漬ける
バットなどに味噌を敷き、その上にキッチンペーパーやガーゼをのせます。その上にマナガツオを並べてください(画像左)。上からもう一度キッチンペーパーやガーゼを被せ、その上に味噌をのせて漬け込みます(画像右)。ラップをして冷蔵庫でねかせましょう。漬け込み時間の目安は3日程度ですが、身の厚さや脂のりやお好みによって調節してください。
西京焼きの味噌は魚の水分で薄まるが、何回かは使えるぞ。味噌煮や味噌炒め、アラ汁などに利用するのもよいじゃろう。
焼いて盛り付ける
キッチンペーパーやガーゼを剥がしてみて、ほどよく水分が抜けて味噌がしみていれば、取り出します。お好みの大きさの切り身にしましょう。切り身は背骨に近い部分は厚く、周辺部は薄いです。身が薄いほうは折りたたんで串に刺すと、火の通り具合がそろいやすくなります。皮に飾り包丁を入れるときには、皮の厚い背中側に特にしっかり入れるとよいかもしれません。
西京焼きを焼きます。味付けした魚は焦げやすいので注意し、強火の遠火で焼いてください。焼けたら箸で身を押さえ、串を回しながら抜きます。甘酢漬けのミョウガなどを添えて、盛り付けましょう。
西京味噌に漬けた魚は冷凍できて便利じゃよ。次は醤油ベースの幽庵焼きじゃ。
マナガツオの食べ方③幽庵焼き
続いてご紹介するのは幽庵焼きです。味噌ベースの西京焼きに対して、幽庵焼きは醤油がベースになります。こちらも白身魚や青魚、肉にも応用でき、ご飯にぴったりなおかずです。
魚を漬け込む準備
まず、マナガツオを適当な大きさに切ってください。幽庵焼きの漬け汁は液体なので、切り身の間に自然に入り込んでくれます。切り身にしても漬け込みの手間がかからず、漬ける時間も短くてすむのが利点です。表裏に軽く塩をふって10分程度ねかせます。浮いてきた水分を洗い、水気を拭き取りましょう。
魚を漬け込む
幽庵地に漬け込みます。幽庵地とは、幽庵焼きの漬け汁のことで、酒:みりん:醤油を1:1:1の割合で混ぜたものです。お好みでユズなどの柑橘類や唐辛子、ネギなどを加えます。下準備をしたマナガツオの切り身を幽庵地に入れてください。身が浮かないようにキッチンペーパーをかぶせると、むらなく漬かります。漬け時間の目安は30分~半日で、身の厚さやお好みで調整しましょう。
幽庵地も、魚から出る水分で若干薄まるが、2~3回使えるぞ。
焼いて盛り付ける
幽庵漬けと同様に適宜、皮に化粧包丁を入れます。身の薄い場所は折りたたんで、全体が一緒に火が通るように串に刺してください。焼いて串を抜き、盛り付けて完成です。
次は、マナガツオを骨ごと堪能できる料理をご紹介するぞ。
マナガツオの食べ方④あらの唐揚げ
マナガツオの骨はやわらかいので、骨ごと唐揚げにして食べられます。頭のあらは縦半分に割り、中骨は適当な大きさに切ってください。塩をふって臭みのある水分が出たら洗い流し、水気を取ります。お好みで下味をつけて、片栗粉をつけましょう。低温の油でゆっくりときつね色になるまで揚げます。カルシウムたっぷりの骨ごと唐揚げの完成です。
次は、あらを骨ごと使ってだしを取ったあら汁じゃ。うまいぞ。
マナガツオの食べ方⑤あら汁
マナガツオはあら汁にしてもおいしいです。あらは骨ごと使い、強めに塩をふって臭みを抜いてから湯引きします。あらを鍋にかけて、ていねいにあくをすくいながらだしを取ってください。お好みの味付けをし、ネギや三つ葉などを添えて完成です。
マナガツオを味わい尽くそう
マナガツオは東日本ではあまり見かけない魚かもしれません。しかし流通が進歩したことと、冷凍しても味が変わりにくいことから、出回るようになってきています。見た目が風変わりな魚ですが味は絶品です。歩留まりがよい魚とされており、刺身や切り身、骨ごと唐揚げなどさまざまな食べ方ができます。マナガツオを見かけたら、ぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。
参考動画
本記事は銀座渡利様のYouTubeチャンネルを参考にさせていただきました。魚の知識やさばき方、調理方法が豊富に紹介されています。よろしければぜひご覧くださいませ。
銀座渡利様のYouTubeチャンネルはこちら
- 1
- 2
お刺身、おいしそう!