おすすめの急須13選！コスパよく使い勝手がよいものから高級品まで！

せっかく買った急須が使いにくくてがっかりしてしまうことがないように、選ぶときのポイントを押さえておくと安心です。お茶がおいしく飲めるよう、機能的に作られた急須がたくさんあります。毎日の生活に、おしゃれで使い勝手のよい急須を取り入れてみましょう。実際に持って選べるなら「手に馴染むか」を試してみるとよいです。

一度に淹れられる容量とお茶の時間を一緒に過ごす人数が合っていないと、均等においしいお茶を楽しめませんね。人数と急須サイズの目安は以下のとおりです。大きい湯のみ茶碗を使用する場合や、ティーポット兼用として使用する場合は600mL～800mLが適当です。

急須の持ち手のスタイルは、一般的な急須の「横手型」、土瓶のように弦が持ち手となる「上手型」、ティーポットは「後ろ手型」と呼ばれるスタイルに分類されます。いずれも片手でお茶を注ぎやすいように考えられています。一度に淹れる容量や重さ、使う人の手の大きさなどを考慮して、持ちやすくスムーズに注げるスタイルの急須を選びましょう。

注ぎ口の形も急須によってさまざまです。細く長めの注ぎ口は湯切れがよく垂れないため、どのようなサイズの湯呑にも注ぎやすいです。しかし割れやすいなどの欠点もあり、適度な長さの物や割れない素材のものを選びましょう。「からす口」は、大きい湯のみやティーカップに注ぐのに適しています。先が細く湯が垂れないことと、口が大きいと保温性に影響があることなどを考慮しながら上手に選びましょう。

お茶が滑らかでおいしくなるポイントは茶こしです。茶葉の流出をできるだけ少なく抑えられる茶こしを選ぶことが前提です。「ささめ」は大きい茶葉は通しにくいですが、小さい茶葉は多少流れ出すことがあるため、穴の大きさをよく見て選びましょう。茶こしが急須の空洞を狭めず、茶葉がゆったりと開きます。

かご型の茶こしは、茶葉の大きい小さいを問わず使用できる万能型です。一度に淹れる量に対して、「茶葉がきちんと湯に浸るか」や「茶葉が窮屈にならない大きさか」についてバランスを考えて選びましょう。手入れが簡単で、取り換えることもできるため衛生的ですね。

本体と蓋をセットしたときに隙間からお茶がこぼれないか「すり合わせ」もチェックしましょう。密着性がよいとお茶がこぼれないだけでなく、保温効果も上がります。お茶をしっかり蒸らせて、湯の温度も穏やかに下がるため、お茶がおいしくなりますよ。手に取って選べるときは「すり合わせ」のチェックもしてみましょう。

日本茶を楽しむために、古くから愛用されている日本製の陶器の急須には、素材自体にお茶がおいしくなる秘密が隠されています。急須をおすすめするうえで欠かせない常滑焼や、有名どころの陶器の急須から見てみましょう。